FreeBSD Daily Topics

2007年4月9日7-CURRENTへZFSマージ、jail services実装、GhostScript-GNUからGhostScript-GPLへデフォルト変更

src

cddl/lib
cddl/sbin
cddl/usr.bin
compat/opensolaris
sys/contrib/opensolaris
sys/compat/opensolaris
etc/rc.d
etc/periodic/dail
ZFSがFreeBSDへ移植され7-CURRENTへマージされました。関連ユーティリティも含めてコミットされています。FreeBSD 7.0-RELEASEから実験的なファイルシステムという位置づけで導入される見通しです。今のところ統合されたZFSを活用するには7-CURRENTが必要になります。
sys/kern
sys/sys
Robert Watson氏によって「jail services」と呼ばれている機能が実装されました。これはデータをjail内のカーネルストラクチャに対して操作するために使われる機能です。
まず、allprison_mtx mutexがallprison_sx sx(9)ロックに変更されています。またサービスの登録、追加、削除、サービスデータの追加、サービスデータの取り出しなどを実行する関数としてprison_service_register()、prison_service_deregister()、prison_service_data_add()、prison_service_data_get()、prison_service_data_del()が追加されています。

ports

print/ghostscript-*
GhostScriptのシステムデフォルトがprint/ghostscript-gnuからprint/ghostscript-gplへ移行しました。しかし、-gplにはアジアフォントの扱いが-gnuよりも劣っているため、GhostScriptを経由してアジアフォントを使う場合は/etc/make.confに WITH_GHOSTSCRIPT_GNU=yesを追加しておく必要があります。アップデートの方法はports/UPDATINGファイルをご覧ください。

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