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2007年11月13日 読み込みアクセスに最適化された新しいロック実装rmlock(9)の追加、FreeBSD Update改善他

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src

rmlock

current - rmlock(9)のチェックインが始まりました。rmlock(9)は排他的読み込みアクセスに最適化されたロック実装で,複数読み込み単一書き込みの動作をサポートしています。

ただし,まだ追加されたばかりで行うべき作業が残っています。まず可能なかぎり早い段階でCPUバリアブルリンカーセットごとへの実装へ変更する必要がある他,シングルコア/シングルプロセッサ環境での動作を最適化する必要があります。rmlock(9)はすでに追加されていますが、実装として利用するのはそれら書き換えが完了してからのほうが良いでしょう。

usr.sbin/freebsd-update
freebsd-update.sh

current - FreeBSD Updateのコマンドfreebsd-update(8)に2つの機能が追加されました。セキュリティレベルが0かまたはそれ以下だった場合,schgフラグが指定されたファイルが削除できなくなるためエラーを出力して処理が終了するようになりました。

また,パッチファイルのダウンロード量を削減するために,すでにベースシステムにパッチがある場合にはファイルをダウンロードしないように処理が変更されました。

sys/kern/tty_pty.c

current - 疑似ターミナルドライバpty(4)が,より簡単にptysを追加できるように改善されました。255を越えるユニット番号をサポートするため,マイナー番号の生成にunit2minor()およびminor2unit()を使うようになりました。またハードコードされたデータを使うのではなくnames配列の文字を使うように実装が変更されました。

src/sys/security/audit

current - 監査関連の機能がまとめてMFCされました。RELENG_6で同機能が活用できるようになりました。

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