FreeBSD Daily Topics

2007年12月21日fetch(3) NO_PROXY/no_proxy環境変数対応、NetBSD 4.0をファミリツリーへ追加、TIJmp/Greylite/Ptop追加他

src

lib/libfetch
common.c
common.h
ftp.c
http.c
fetch.3

current - NO_PROXYまたはno_proxy環境変数を加味した処理が追加されました。同環境変数はlynxやcurlで使われています。

src/lib/libc/stdtime/localtime.c

current - ロックコンテンションを削減するようにlocaltime.cの処理コードが変更されました。

src/sys/dev/mfi/mfi_pci.c

current - LSIベンダIDを保持しているPERC6 RAIDコントローラを特定するためにDellサブベンダIDが追加されました。

sys/dev/ofw/openpromio.c

current - openprom_ioctl()の処理においてフラグやNULLを判定し処理すべきでないときは処理しないように処理が変更されました。この変更でX.Org 7.3が引き起こすパニック問題が解決しています。

src/share/misc/bsd-family-tree

current - NetBSD 4.0がBSDファミリーツリーファイルに追加されました。

ports

devel/tijmp

Java 6以降向けのメモリプロファイラTIJmpがPorts Collectionへ追加されました。Java 5などJava 6よりも前のバージョンで使いたい場合は、代わりにjmpプロファイラを使ってみてください。TIJmpはメモリの使用量とCPUの利用量が最小限で済むように工夫されています。TIJmpを実行中であってもJavaアプリケーションはほとんど問題がないレベルで動作します。

mail/greylite

qmialでグレイリストを実施するためのツールGreyliteがPorts Collectionへ追加されました。Greyliteを動作させるためにqmailに対して変更を加える必要はありません。SQLiteを使っている他、セットアップとメンテナンスがかんたんでしかもサイズが小さく高速に動作するという特徴があります。

databases/ptop

PostgreSQLに対するtop(1)クローンPtopがPorts Collectionへ追加されました。PostgreSQLのプロセス状況をモニタリングします。プロセスごとのSQLステートメントの実行状況の表示、現在実行されているSELECTステートメントのクエリプランの表示、プロセスによって保持されているロックの表示、ユーザテーブル統計情報の表示、ユーザインデックス統計情報の表示などが可能です。

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