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2008年6月13日 DTraceの利用サマリ発表,DTrace 6/7系へのマージ検討,finstallのIvan Voras氏srcコミッタ就任,The NetBSD Xen Guide文書公開

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heads-up

Ivan Voras

current - Ivan Voras氏がFreeBSD src committerになりました。Ivan Voras氏はGoogle Summer of Codeを通じてFreeBSD Projectと関わるようになり,現在では次期FreeBSDインストーラのひとつになるとみられるfinstallの開発を担当しています。ちなみにfinstallという名称は暫定的につけられたもので,正式に採用する段階になったら別の名称を考えるとされています。

src

Get start DTrace

current - John Birrell氏がDTraceの関連コードをコミットしてからしばらく期間が過ぎました。今のところカーネルにおけるトレースが実現されています。ユーザランドトレーシングはまだサポートされていません。同氏はFreeBSD 8-CURRNETでDTraceを使ったトレーシングを実施するための手順をcurrent mlにおいて発表しました。作業手順の大枠は次のとおりです。

  1. 最新のcurrent srcを取得する
  2. 最新のcurrent srcを使ってmake buildworldを実施する
  3. カーネル設定ファイルに「options KDTRACE_HOOKS」および「options DDB_CTF」を追加する(サポートされているのはi386およびamd64)
  4. make WITH_CTF=1 buildkernel && make installkernelを実行する
  5. システムを再起動してシングルユーザモードで起動
  6. mount -aを実行
  7. cd /usr/src/; mergemaster -p; make installworld && mergemaster -Uiを実行
  8. システムを再起動
  9. kldload dtraceallを実行してカーネルモジュールを読み込み
  10. プローブ一覧を表示するにはdtrace -lを実行
  11. DTraceドキュメントを読んで処理を実施

今回8-CURRENTに移植されたDTraceはすでに7系や6系への移植準備が整っています。時期を見極めつつ6系と7系にもDTrace機能がマージされることになるとみられます。6系はすでに次の6.4-RELEASEで最終リリースになるとみられていますが,まだ多くのベンダが6系を採用していることもあり,6系へのDTraceのマージには根強い要望があるようです。

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