FreeBSD Daily Topics

2008年9月4日Google Chrome on FreeBSD、Chromium、KDE 4.1.1登場、TinyBSD・NanoBSD・miniBSD、セキュリティ報告3件

heads-up

Google Chrome on FreeBSD

current - 先日GoogleからWidows Vista/XP向けのWebブラウザGoogle Chromeが発表されました。発表されたGoogle Chromeは誘導されるサイトからダウンロードするパッケージからはWine経由でのインストールはできませんが、I'm running google chrome on FreeBSDおよびwww.arnold.se/chris/2008/09/i’m-running-google-chrome-on-freebsd-part-2/>I’m running google chrome on FreeBSD, part 2においてFreeBSD WineでGoogle Chromeを実行する方法が紹介されています。

図1 Google Chromeインストールダイアログ
図1 Google Chromeインストールダイアログ
図2 Google Chrome on FreeBSD/Wine
図2 Google Chrome on FreeBSD/Wine

Wine(emulators/wine)がインストールされている状態から、次のようにGoogle Chromeをインストールします。Wineではまだ実装されていない機能を用意するためにwinetricksを使ってプログラムの追加を実施し、また本体も含んだGoogle Chromeをダウンロードしてきてインストールを実施します。

Google Chromeのインストールから実行までの流れ
% su
Password:
# cd /usr/ports/archivers/cabextract/
# make install clean
# exit
% fetch http://www.kegel.com/wine/winetricks
% sh ./winetricks riched20 riched30
% fetch http://cache.googlevideo.com/chrome/install/149.27/chrome_installer.exe
% wine chrome_installer.exe
% wine "$HOME/.wine/drive_c/windows/profiles/$USER/Local Settings/Application Data/Google/Chrome/Application/chrome.exe" --new-http --in-process-plugins

現状では、他にもWineでカバーしていない実装や問題があるようで、実用的に使える状況にはありません。Chris ramblings氏は今後もGoogle Chrime on FreeBSD/Wineの動作に挑戦するようなので、気になる場合は同氏のブログをチェックしておくと良さそう。 なお、GoogleはGoogle Chromeの発表に合わせて、同ブラウザの関連ソースコードをChromiumとして公開しています。FreeBSDで安定的に動作するブラウザはChromiumを移植したものになる可能性が高いと言えそうです。

ports

KDE 4.1.1

KDE 4.1.1の公式発表に合わせてPorts CollectionのKDE 4がKDE 4.1.1へアップグレードされました。HTML関連の描画性能やレンダリングの正確性が向上している他、インタラクションの安定性向上、PDFビューア機能の改善などが実施されています。

Ports Collectionには新しくパレットファイルエディタKColorEdit(graphics/kcoloredit⁠⁠、GraphViz DOTグラフビューアKGraphViewer(graphics/kgraphviewer⁠⁠、KDEアイコンエディタKIconEdit(graphics/kiconedit⁠⁠、シンプルイメージスキャナSkanlite(graphics/skanlite)が追加されています。

links

Embedded FreeBSD systems

Embedded FreeBSD systemsにおいて組み込み用途で活用できるFreeBSDに関する説明が掲載されています。同文書ではベースシステム マージされているTinyBSD、NanoBSDと外部プロジェクトであるminiBSDが紹介されています。

TinyBSDは小サイズFreeBSDディストロを作成するためのツール、NanoBSDはCompact Flashカードで動作するFreeBSDディストロ作成のためのツール、miniBSDは外部プロジェクトでTinyBSDとNanoBSDの中間的な位置づけにあると紹介されています。

組み込みFreeBSDとしてはpicoBSDもありましたが、すでにNanoBSDに置き換わっています。またはじまったばかりのプロジェクトとしてShinyBSDも紹介されています。

security-advisory

FreeBSD-SA

3つのセキュリティアドバイザリFreeBSD-SA-08:07.amd64FreeBSD-SA-08:08.nmountFreeBSD-SA-08:09.icmp6が公開されました。該当している場合には迅速にセキュリティアップデートを実施してください。

おすすめ記事

記事・ニュース一覧