FreeBSD Daily Topics
2008年11月19日 FreeBSD Flash 10 64bitは存在するも開発途上,NVIDIA 180.06登場,Lynis登場,nano開発版,LLVM最新版登場,ptex更新
heads-up
- FreeBSD Flash10 exists privately
AdobeでFlash Playerの技術者を務めているTinic Uro氏が自身のブログにおいて64-bitsのもと興味深い内容を公開しています。特に興味深い部分を次に引用します。
-The 64-bit version of the plugin compiles and runs on FreeBSD 7.0 which I demoed at Flashforward 2008. There are no plans for release yet as it is still rather unstable and will require substantial work to get it ready for public consumption.-
Flashforward 2008でデモが行われたという報告がありましたが,これで確かにFreeBSD 7.0で動作する64ビット版のFlash10プラグインが存在していることが明らかになりました。残念ながらまだ同バージョンを公開する計画は存在していないうえに不安定で,一般で利用できる状態で公開するにはかなり多くの開発を必要とするようです。FreeBSD版がリリースされるかどうかは依然として不透明な状況ですが,FreeBSDで動作するネイティブ版が存在していることは注目に値します。
FreeBSD版ネイティブのFlash10プラグインの登場を望んでいる場合,同氏のブログにコメントを送ったりAdobeに継続して要望をだすといった訴求を継続して続けてください。
- NVIDIA 180.06
2008年11月14日,NVIDIAドライバ(NVIDIA Accelerated FreeBSD Graphics Driver)の最新版となるNVIDIA 180.06が公開されました。180.06では次の機能が追加されています。
- 新しいVDPAU APIを使ったPureVideo類似機能の初期サポート実現
- 新しいワークステーションパフォーマンス最適化機能の追加
- デフォルトでGlyphCache X Render機能を有効化
- デフォルトで共有メモリXピクセル機能(AllowSHMPixmaps)を無効化
- Geforce 6/7シリーズGPUを使っている場合にCompizを実行すると発生していた問題を修正
- GeForce 8シリーズおよびそれ以降のGPUを使っている場合のXピックスマッププレースメントを改善
- GeForce 8シリーズおよびそれ以降のGPUを使っている場合の安定性を改善
NVIDIA 180.06でサポートされるGPUはGeForce 6シリーズおよびそれ以降のGPUです。これよりも以前のGPUを使っている場合,それぞれが対応している173.14.xx(x11/nvidia-driver-173),96.43.xx(x11/nvidia-driver-96xx),71.86.xx(x11/nvidia-driver-71xx)を使うようにしてください。
なお今回公開されたNVIDIA 180.06はベータと位置付けられているためPorts Collectionには取り込まれないと見られます。最新のNVIDIA GPUを使いたい場合にはFreeBSD Display Driver - x86を参考にして手動でのインストールを実施してください。
ports
- security/lynis
UNIX互換環境向けの監査ツールLynisのportが新しくPorts Collectionに追加されました。Lynisはシステムやインストールされているソフトウェアをスキャンしセキュリティ問題の検出を実施します。同ツールは自動的に監査を実施することを手助けし,ソフトウェアのパッチ管理や脆弱性検出処理を支援します。
- editors/nano-devel
エディタnanoの開発版がeditors/nano-develとして新しくPorts Collectionへ追加されました。これでeditors/nanoに安定版,editors/nano-develに開発版が用意されたことになります。
- devel/llvm
lang/llvm-gcc4 コンパイルインフラストラクチャLLVMのportが最新リリース版の2.4へアップグレードされました。
- japanese/ptex
日本語版ptexのportが3.1.10へアップグレードされました。いくつかの問題が改善されています。
FreeBSD Daily Topics
- 2008年11月28日 FreeBSD 6.4登場は週末,7.1 RC1は週明け,iSCSI Initiator大幅改善,Unionfsソケット問題解決,FreeBSDベースのLiveDVD,Nathive登場他
- 2008年11月27日 Wine 1.1.8/1.19 “Invalid address”問題修正パッチ,Portsインストール高速化手法,ATAレベルで実現するソフトウェアRAID,FreeBSDに起動後5分間の脆弱性
- 2008年11月26日 仮想ネットワーク機能VImageマージ進行,df(1)に-Tオプション追加,Wine更新も“Invalid address”問題残る,Firefox 3国際版登場,cpupowerd登場他多数
- 2008年11月25日 BSDCan2009開催は2009年5月12~14日,QT 4.5プレビューarea51にg4u更新,アプリ更新求めるならPC-BSD 7
- 2008年11月20日 ≪注意≫ZFS大規模なアップデート - ZFSを使っている場合には更新注意,powered(8)改善でSMPへの適用向上 - デスクトップ向けhiadaptiveモードの導入もあり
- 2008年11月19日 FreeBSD Flash 10 64bitは存在するも開発途上,NVIDIA 180.06登場,Lynis登場,nano開発版,LLVM最新版登場,ptex更新
- 2008年11月18日 FreeBSDプロジェクト公式フォーラム登場
- 2008年11月17日 FreeBSD Foundation,支援開発にEdward Tomasz Napierala氏のリムーバブルFS化を採用
- 2008年11月14日 UTF8互換syscons(4)開発中,FFSスナップショットバッファフラッシュ改善,sendmailでTLS/Auth機能対応,HAMMERにバージョニング機能実装,NetBSD 5.0リリースサイクル開始他
- 2008年11月13日 BSD Fund - PCC 1.0登場へ向けた資本援助と国際会議資本援助を目的としたドネーション受付を会誌,PPTP VPN構築方法,RTFからLaTeX2eへ変換するツール他

