FreeBSD Daily Topics

2009年12月17日Firefox 3.6、Ports Collectionに登場

ports

Firefox 3.6 on Ports Collection

Firefox3の開発版port(www/firefox3-devel)がFirefox 3.6 Beta 4対応へアップグレードされました。Firefox 3.6 / Gecko 1.9.2で登場する新機能がports cvsのコミットログに完結にまとめられています。

  • HTML5 W3C File APIのサポート
  • 安定性を向上させるためにサードパーティソフトウェア統合方法の変更
  • ページの読み込み時間を向上させるためにスクリプトを非同期に実行する機能の追加
  • 互換性のないソフトウェアによってFirefoxがクラッシュする問題を回避する機能の提供
  • ブラウザテーマ機能Personasの組み込み
  • アップデートが必要なプラグインを警告する機能
  • OpenVideoにおけるフルスクリーン表示のサポートとポスターフレームのサポート
  • WOFFフォントフォーマットのサポート
  • JavaScriptパフォーマンスの改善、ブラウザレスポンスの改善、起動時間の短縮化
  • HTML5、CSS3などいくつかの新機能の追加

Firefox 3.6はマイナーアップグレードという位置づけですが、UIの変更が少ないうえにパフォーマンスの改善とセキュリティ機能の向上が実現されており、アップグレードが推奨されやすいバージョンです。従来のアップグレードと比較してアドオンのバージョンアップ対応運動も積極的に推進されているほか、アドオンのバージョンチェックはNightly Tester Toolsを使うことで回避が可能です。

図1 Firefox 3.6 beta4 on FreeBSD 9-CURRENT
図1 Firefox 3.6 beta4 on FreeBSD 9-CURRENT
図2 Firefox 3.6にはPersonasの機能が組み込まれているため、アドオンをインストールしていなくてもPersonasテーマを利用可能
図2 Firefox 3.6にはPersonasの機能が組み込まれているため、アドオンをインストールしていなくてもPersonasテーマを利用可能
図3 Firefox 3.6で導入されるグラデーションCSSプロパティの活用例。3.5で閲覧するとグラデーションなしのページが表示される
図2 Firefox 3.6で導入されるグラデーションCSSプロパティの活用例。3.5で閲覧するとグラデーションなしのページが表示される

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