FreeBSD Daily Topics

2011年5月20日 FreeBSDと仮想化技術対応状況

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2011年5月13日および14日,カナダのオタワにて*BSD国際会議「BSDCan 2011」が開催されました。11日および12日にはチュートリアルが開催された他,FreeBSD DevSummitも開催されています。4日間の中から,とくに興味深い話題をピックアップして紹介します。

FreeBSD and Virtualization

FreeBSD DevSummitにおいて,FreeBSDに関係した仮想化技術に関する簡単な報告がありました。現状を理解するうえでわかりやすいものでした。FreeBSDおよびそれに関係する仮想化技術との関係は次のとおりです。

  • Xen HVM with PVドライバ - クロックに多少の問題はあるがFreeBSD amd64が対応済み。i386も同様に動作するとみられるが,テストされていない
  • Xen Full PV - FreeBSD 8.x i386がAmazon EC2で動作しており安定している。9系の対応とSMPへの対応は現在開発中。amd64版はサポートされていない
  • FreeBSD on Full HVM Platform - FreeBSDを動作させるFull HVM PlatformとしてはVMwareがもっともリーズナブルでパフォーマンスも発揮される。Hyper-Vはあまり対応がよくない状況

現在開発中の案件として次の項目も紹介されました。

  • Xen PVドライバ開発 - SpectraLogicよりパッチが提供されすでにマージされている
  • BHyVe - NetAppの提供するBSDライセンスのFreeBSDハイパーバイザ
  • VirtIOドライバ - すでに実装あり

この数年間,FreeBSDを活用するベンダとの協業が進んでおり,エンタープライズに必要となる機能の多くが開発されたり,ベンダからパッチが提供されFreeBSDへマージされるといった作業が進んでいます。

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