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2011年6月1日 FreeBSDベンダが求める機能やすでにマージされた機能

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2011年5月13日および14日,カナダのオタワにて*BSD国際会議「BSDCan 2011」が開催されました。11日および12日にはチュートリアルが開催された他,FreeBSD DevSummitも開催されています。4日間の中から,とくに興味深い話題をピックアップして紹介します。

FreeBSD Vendor Requirements and Donations

BSDCanはFreeBSDベンダの関係者がもっとも多く参加するカンファレンスでもあります。日本でも名前が知られている企業では,たとえばApple,Cisco,Isilon,Juniper Networks,McAfee,NetAppなどの関係者が参加していますし,表明しているだけでも今回のカンファレンスは十数社から二十数社のFreeBSDベンダ関係者が参加しました。個別の参加者を見ればその数はもっと多いといえます。

ベンダがFreeBSDに求める機能はエンタープライズでの利用やアプライアンスでの利用を想定したものが多く,たとえば次のような機能が要望として挙げられていました。

  • マルチコア/プロセッサにおける高いスケール
  • フォールト管理機能
  • Vnodeロックの改善
  • マルチ(パラレル)ページデーモンの実現
  • スケジューラの変更
  • ビルドインフラの改善と拡張性の提供
  • Infinibandパフォーマンスの向上
  • 仮想化機能の提供
  • PCI Expressホットプラグ対応
  • 環境センター対応
  • モニタリング性の提供
  • ZFS++,NFSv4.1対応
  • オフロードエンジンの提供

ベンダが必要とする機能で社内開発されたものはFreeBSDプロジェクトに対してパッチとして提供され,FreeBSDへマージされたり,FreeBSD Foundationからの支援や企業支援という形でFreeBSDデベロッパに開発してもらうという取り組みが進められています。ベンダが求める機能の多くがすでにFreeBSDにマージされており成果を上げています。

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