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2011年11月1日 LLVM Clangデフォルトコンパイラ化 - Ports Collection視点

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LLVM Clang as default compiler - from Ports Collection view

カーネル/ユーザランドのデフォルトコンパイラをLLVM Clangに変更した場合,Ports Collectionに登録されたアプリケーションやライブラリをビルドするコンパイラとしてもLLVM Clangが使われることになります。

コンパイラに依存したアプリケーションが少なくないため,すべてのソフトウェアをClangでビルドするというのはあまり現実的ではないところがあります。コンパイルできないアプリケーションやライブラリの対応を地道に続けながら,同時に,ほかのコンパイラでビルドできるフレームワークの構築が課題となります。

コンパイラ/ツールチェーンを切り替えられるようにする取り組みは現在Ports Collectionにおける開発課題に挙げられており,FreeBSD 10の登場を目処にひと通りの対応は完了することになるとみられます。

デフォルトコンパイラをGCCからClangへ変更するのは,ライセンス状やむを得ないという事情もありますが,世界的な趨勢として,ビルドシステムをGCCからClangへ移行させるソフトウェアが増えており,それに対応するという意味合いも持っています。OSSプロジェクトもそうですし,大手ソフトウェアベンダも自社プロダクトでLLVMを活用するシーンを増やしています。FreeBSDにおけるClangへの対応はそうした流れにも一致することがあります。

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