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2013年5月21日BSDCan 2013から知るFreeBSD最新事情

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BSDCan 2013から知るFreeBSD最新事情

2013年5月15日から19日にかけて、カナダの首都オタワにおいて、*BSD関連最大の国際会議BSDCan 2013が開催されました。BSDCan 2013の開催に合わせてFreeBSD DevSummitやFreeBSD VendorSummitも併設されました。

今週末、5月24日の第18回 FreeBSD勉強会では、BSDCan 2013の期間を通じて発表されたFreeBSD関連の情報から、現在開発が進められている新機能、今後投入が予定されている新機能、または公開しても問題ないと判断された情報を紹介します。FreeBSDの開発で取り組まれている技術を知ることは、数年後に広く普及する技術を知ることにもつながります。業務や研究への転用にも効果的です。まだ空きがありますので、ぜひ多くの方にご参加いただければと思います。

発表を予定している内容は次のとおりです。

  • 2012年のセキュリティインシデントの概要説明、対策状況概要の説明、セキュリティの基本的な考え方の説明
  • FreeBSDベースのコンテンツ配信アプライアンスNetflix OpenConnectのシステム構成および開発
  • 次世代パッケージ管理システムpkgngとマルチアーキテクチャビルド
  • 仮想マシンI/O並列処理性能向上に関する基本戦略
  • FreeBSD仮想化技術BHyVe、Xen、Hyper-V、VMware、VirtualBox
  • DTraceとD++スクリプト(Dスクリプトシンタックスシュガー)
  • BSDライセンスリンカ MC Linker
  • ディスクI/Oベンチマーク
  • BSDCan 2013/FreeBSD DevSummit201305から感じる今年の潮流について

この数年、とくにエンタープライズ分野でFreeBSD開発者とFreeBSDを利用しているベンダとの協力関係の構築が進んでおり、ビジネスも活発化しています。そのあたりの雰囲気も含めてお伝えできれば思います。

勉強会への参加申込は第18回 FreeBSD勉強会からよろしくお願いいたします。

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