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2014年2月21日FreeNAS 9.2.1-RELEASE登場

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FreeNAS 9.2.1-RELEASE available

FreeNASの最新版となるFreeNAS 9.2.1-RELEASEが公開されました。FreeNASはFreeBSDをベースに開発されたNASソリューションです。バージョン番号が9.2.0から9.2.1へとマイナーアップデートとなっていますが、189のバグが修正されているほか新機能の追加、ユーザインターフェースの洗練、パフォーマンスの向上、対応するデバイスの追加など注目に値するバージョンとなっています。

「FreeNAS 9.2.1-RELEASE」の主な特徴をまとめると次のようになります。

  • Windows Domain Controllerとして振る舞う機能を追加
  • Windows Server 2012以降でサポートされているサーバサイドコピーをサポート
  • SMBプロトコルバージョン3に対応
  • Appleファイル共有機能の向上
  • ZFSスナップショットを操作するためのWeb APIを追加
  • IPMIによるネットワーク管理機能を追加
  • LSI 12G SASドライバを追加(実験的提供。本番環境では6G SASアダプタの使用を推奨)

FreeNASは日本では特に人気の高いFreeBSDベースソリューションです。FreeNASをオペレーティングシステムとして組み込んだNASソリューションを販売しているベンダなどがあり世界中で人気があります。ただし、海外では日本とは状況が異なりFreeBSDベースのルータ/ファイアウォールソリューションであるpfSenseにも高い人気があります。FreeBSDベースのソリューションとして特に注目されているのがFreeNASとpfSenseです。

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