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2009年11月20日 元祖CDブートディストリビューション「Knoppix 6.2」がリリース

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Klaus Knopper氏は11月18日(ドイツ時間)⁠⁠Knoppix 6.2」のリリースを発表した。

KnoppixはDebian "Lenny"をベースとするブータブルタイプのLinuxディストリビューション。CD/DVDから簡単に起動できるオンザフライ形式Linuxの走りとして,日本でも根強い人気を誇る。

6.2での最大の特徴は,デフォルトデスクトップ環境がKDEからLXDEに変更されたことだろう。KDEなどに比べてシンプルで起動時間が短いという理由から最近はLXDEの評価が高まる傾向にあり,Knoppixでもこれを採用した。GTK2がベースのため,GNOMEで使われてるスクリーンリーダー"Orca"との相性も良い。また,前バージョンに比べ,起動が大幅に高速化されている。ペアレントディストリビューションであるDebianとの互換性も高く,ほとんどのDebianファイル/アプリケーションが問題なく動作するという。

ベースとなっているLinuxカーネルは2.6.31.6,X.Orgには7.4が採用されている。

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また,今回のリリースでは,ベータ版ではあるが,音声ガイドシステム「ADRIANE 1.2」が含まれたバージョンも提供される。これは視覚障害者やコンピュータ初心者のための音声によるメニューシステムで,ユーザはモニタに向かって操作することなく,デスクトップの操作やインターネット接続を利用することができるようになる。

LiveCD/DVDのISOイメージは,Knoppixの各ミラーサイトなどからダウンロード可能。

KNOPPIX - Live Linux Filesystem On CD
URL:http://www.knopper.net/knoppix/index-en.html

著者プロフィール

階戸アキラ(かいとあきら)

起きてからまず海外ニュースサイトのハシゴをしないと1日を始められない海外ニュースウォッチャー。英語は英検準一級の資格を持ち,日本人と話すより英語圏の人のほうがウマが合う。

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