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2016年10月12日 Linus,Linux 5.0は「600万オブジェクトくらいの規模」とコメント

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10月7日(米国時間),LinuxカーネルメンテナーのGreg Kroah-HartmanはLinux 4.8の最初のメンテナンスアップデートであるLinux 4.8.1のリリースを発表した。Linux 4.8のリリース直後にLinusがめずらしく謝罪したバグの修正も含まれている。

Linux 4.8.1 -Greg KH

Linux 4.8のメンテナンスと並行して,Linux 4.9の開発も始まりつつある。現時点ではまだ最初のリリース候補(RC)版は登場していないが,通常の開発サイクルどおりに進めば,2ヵ月ほどかけて7,8本のRC版を出した後に正式リリースとなることが予想されるので,12月中旬あたりがLinux 4.9の目処になるだろう。そしてその次はいよいよ"Linux 5.0"が登場してくるはずだ。これも順当に行けば今年のクリスマスごろに開発がスタートし,2017年2月中には正式リリースが期待されている。

このLinux 5.0について,Linusは10月8日付けの自身のGoogle+のエントリで,「カーネルコードにまつわるGitオブジェクトの数は600万くらいになるだろう」とコメントしている。その根拠として,これまでメジャーバージョン(Linux 3.0→Linux 4.0)が上がるたびに200万オブジェクトずつ増えていることを挙げ,Linux 3.0のときは200万オブジェクトだったが,Linux 4.0のリリース時には400万オブジェクトを超えていたという。ちなみにLinux 4.8をリリースしたばかりの現時点のオブジェクト数についてLinusは「いま,僕のGitオブジェクトデータベースは500万を超えていた」としており,「つまり今はLinux 4.0から5.0への道半ば,といったところだね」とまとめている。

2017年の最初にリリースされるカーネルになることがほぼ間違いないLinux 5.0,はたしてどこまで巨大になっているのだろうか。

著者プロフィール

階戸アキラ(かいとあきら)

起きてからまず海外ニュースサイトのハシゴをしないと1日を始められない海外ニュースウォッチャー。英語は英検準一級の資格を持ち,日本人と話すより英語圏の人のほうがウマが合う。

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