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2018年12月10日Fedoraプロジェクト、Fedora 30からデフォルト暗号化ソフトを「GnuPG 2」変更へ

Fedoraプロジェクトは12月4日、2019年5月にリリース予定の次バージョン「Fedora 30」において、デフォルトのGPG実装をこれまで採用してきた「GnuPG 1(gpg1⁠⁠」から「GnuPG 2(gpg2⁠⁠」へと変更することを明らかにした。

Changes/GnuPG2 as default GPG implementation -Fedora Project

現在、メジャーなLinuxディストリビューションのほとんどは、デフォルトの暗号化ソフトウェアとしてGnuPG 2を採用しており、GnuPG 1はパッケージングすらしていないものも多い。これに対しFedoraは「/usr/bin/gpg」にリンクされている暗号化ソフトはずっとGnuPG 1のままだった。今回の決定により、Feodra 30からは他のディストリビューションと同様に最新のGnuPG 2がパッケージングされることになる。

ただしFedora 30ではGnuPG 1を使い続けてきたユーザを考慮し、"クラシックGPG"としてGnuPG 1をひき続き利用可能な状態にしておく予定だ。

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