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2019年8月7日 Red Hat Enterprise Linux 7.7がリリース,今後はメンテナンスフェーズに

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Red Hatは8月6日(米国時間⁠⁠,⁠Red Hat Enterprise Linux 7」の最新バージョンとなる「Red Hat Enterprise Linux 7.7」をリリースした。

Red Hat Drives Cloud-Native Flexibility, Enhances Operational Security with Latest Version of Red Hat Enterprise Linux 7

RHEL 7.7はハイブリッドクラウドをシームレスかつセキュアに運用するためのアップデートが中心となっている。追加されたおもな機能は以下の通り。

  • Red Hat Insights … Red Hatのスペシャリストによる"expertise-as-a-service"を提供,ユーザがダウンタイムやその他のトラブルに巻き込まれる前にセキュリテイや諸設定の問題をプロアクティブに検知できるようにサポートする
  • イメージビルダのフルサポート … AWS,Microsoft Azure,Google Cloudなどメジャーなパブリッククラウドのイメージを容易に設定するユーティリティ
  • ネットワークパフォーマンスの改善 …バーチャルスイッチやNFVの機能を実機のネットワークコントローラにオフロードすることでOpenShift/OpenStackプラットフォームのパフォーマンスを向上
  • コンテナツールキット「buildah」⁠podman」⁠skopeo」のフルサポート
  • Linuxカーネルのライブパッチサポート

RHEL 7はRed Hatが提供する10年間のサポート方針にもとづき,2024年6月までオフィシャルサポートが継続されるが,新機能の追加が行われるフルサポートフェーズでの提供は今回のRHEL 7.7が最後となる。RHEL 7.8以降は基本的にバグフィックスおよびセキュリティフィックスに限定されるメンテナンスフェーズに入るため,Red HatはRHEL 7ユーザに対し,RHEL 7.7へのアップデートおよびRHEL 8への移行を呼びかけている。

著者プロフィール

階戸アキラ(かいとあきら)

起きてからまず海外ニュースサイトのハシゴをしないと1日を始められない海外ニュースウォッチャー。英語は英検準一級の資格を持ち,日本人と話すより英語圏の人のほうがウマが合う。