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2020年1月23日Canonical、Androidワークロード向けプラットフォーム「Anbox Cloud」発表

Canonicalは1月21日(英国時間⁠⁠、Androidワークロードに特化したクラウドコンピューティングプラットフォーム「Anbox Cloud」を発表した。

Canonical introduces Anbox Cloud – scalable Android™ in the cloud
Implementing an Android™ based cloud game streaming service with Anbox Cloud

Anbox CloudはオープンソースのAndroidエミュレータ「Anbox - Android in a Box」「Ubuntu 18.04 LTS」をベースに構築されたプラットフォームで、Androidワークロードをコンテナ化し、OSやデバイスを問わずにAndroidアプリケーションが利用できるようになる。コンテナシステムにはCanonicalによるセキュアでアイソレートされたLXDベースのアーキテクチャが実装されており、Androidアプリが安全かつ軽量に動作するよう設計されている。また、リモートプロビジョニングには「MAAS⁠⁠、デプロイツールには「JuJu⁠⁠、サポートプログラムには「Ubuntu Advantage」などCanonicalが提供する各種ツール/サービスが使われている。

CanonicalはAnbox Cloudのユースケースとして、CPU/GPUやメモリなどのハードウェアリソースを大量に消費するモバイルゲームの配信や、エンタープライズにおけるAR/VRアプリケーションの利用、モバイルアプリケーション開発のテスト環境などを想定している。また、AWS、Microsoft Azure、Google Cloudといったパブリッククラウドとの統合や、パートナー企業を通じてオンプレミスやエッジロケーションでの展開も可能としている。

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