欲しい機能が山盛り!──ホームサーバも可能なNASサーバを試す

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使いやすいツール群

NASサーバというと複雑な設定を連想する人も多いかと思いますが,使い方は非常に簡単です。HDDを本体へとりつけたら,LANネットワークへ接続します。管理するPCへインストールCDを入れてQNAP Finderをインストール。ソフトを起動し,リフレッシュボタンをクリックしてしばらくするとNASサーバがリストとして表示されます。見えているNASサーバをクリックして初期設定でファームウェアのインストールなどを行えば,あとは自由に使うことができます。初期設定もウィザード形式なので迷うことはありません。もし,QNAP Finderで見つからなければ,LANケーブルやHDDの接続などをもう一度見直してみましょう。

LAN環境へ接続したら管理用PCにQNAP Finderをインストールします。
ソフトを起動してもNASサーバが表示されないときは「リフレッシュ」ボタンをクリックしてみましょう

ソフトを起動してもNASサーバが表示されないときは「リフレッシュ」ボタンをクリックしてみましょう

初期設定はウィザード形式なので簡単

初期設定はウィザード形式なので簡単

初期設定が完了すれば,使いたいPC側でネットワークドライブにしておけば,通常のファイル共有サーバとして運用できます。ただ,それだけではもったいないので,NASサーバの管理コンソールから設定を行うことにより,さまざまな機能を使ってみることをオススメします。

この製品の機能を使うにはWebブラウザベースのTurbo Stationを利用します。これを表示させるには先ほどのQNAP Finderをもう一度起動し,リストのNASサーバをクリックすればOKです。URLを各利用者へ伝達するか,ブラウザにNASサーバのIPを直接打ち込んでも構いません。ブラウザベースで各機能を使えるので大変便利です。ちなみにサポートしているOSはWindows,Mac,Linux,UNIXとなっています。

主な機能はブラウザから操作できるのでユーザビリティは非常に高いといえます

主な機能はブラウザから操作できるのでユーザビリティは非常に高いといえます

ここでは,ブラウザベースでファイル共有が行えるWeb File Manager⁠,Webサイトやメールサーバの構築が行えるWeb Server⁠,画像ファイルなどをオンラインで共有できるMultimedia Station⁠,P2PをサポートするDownload Stationといった機能をユーザ同士で共有することができます。ユーザの管理は「管理」からアカウントを設定できるので,セキュリティも万全です。

FTP機能を使ってファイル共有が行える「Web File Manager」

FTP機能を使ってファイル共有が行える「Web File Manager」

Webサイトの作成などができる「Web Server」

Webサイトの作成などができる「Web Server」

画像ファイルをオンラインで共有できる「Multimedia Station」

画像ファイルをオンラインで共有できる「Multimedia Station」

BitTorrentなどのP2Pツールに対応した「Download Station」

BitTorrentなどのP2Pツールに対応した「Download Station」

管理画面ではユーザ管理やネットワーク管理などさまざまな設定を行います

管理画面ではユーザ管理やネットワーク管理などさまざまな設定を行います

著者プロフィール

中山一弘(なかやま かずひろ)

テクニカルライター歴10年。ライティングプロダクションエースラッシュの代表でもある。アウトドアからPC,IT,ビジネスまで幅広いジャンルで執筆活動を展開中。

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