週刊 Windows Azure Platform 通信

第12回 Windows Azure Platform Webサイト,SQL Azure管理ポータルがリニューアル,Enterprise Library Integration Pack for Windows Azureリリース

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Windows Azure Platform Webサイト,SQL Azure管理ポータルがリニューアル

Windows Azure Platform Webサイトが United States・英語ページなどが先行してリニューアル公開されています。Windows Azure Platformのサブスクリプション購入(3ヵ月間無料評価も含む)はMOCP(Microsoft Online Services Portal)ではなく,こちらのWindows Azure Platform Webサイトで行うことができるように変更され,購入プロセスもシンプルになります。このリニューアルに合わせてサブスクリプションにも変更があり,3ヵ月間無料評価版は無償の範囲を超えて利用すると,これまでは従量課金されていたのが,利用ストップの制限が掛けられるようになります。

また,SQL Azure管理ポータルがSilverlight 5対応のページにリニューアルされました。DB構成やQuery実行プランが図解で確認できるようになっている他,SQL Azure同士およびSQL ServerからのImport/Exportを行うためのDACPAC Importや,パーティション分割パターンによりデータベースを自在に拡張するFederaion設定なども実装されています。

Enterprise Library Integration Pack for Windows Azureリリース

Enterprise LibraryをWindows Azure Platform上で利用するためのEnterprise Library Integration Pack for Windows Azureが正式版としてリリースとなりました。

すでにプレビュー公開されていたWindows Azure Autoscaling Application Block("Wasabi")に加えて,Transient Fault Handling Application Block("Topaz")が含まれています。

Windows Azure Autoscaling Application Block("Wasabi")

利用時Windows Azure, ISO27001, PHP, アプリ開発, ガイド間帯やサーバ負荷のパターンに合わせてルールを設定し,そのルールをログから評価して自動スケールなどを設定可能です。

Transient Fault Handling Application Block("Topaz")

Windows Azure Platformに含まれるサービスを利用時に発生するtransient error(一時的/過度に発生するエラー)からWindows Azureアプリケーションを回復させられます。

また,設定情報をWindows Azure Blobに置くことでアプリケーションを再デプロイせずに適用できるBlob configration sourseや,それぞれのアプリケーションブロックを利用しやすくするためのツールやコマンド群のアップデートなども合わせて含まれています。

馮富久の眼

Windows Azure Platform Webサイトのリニューアルに伴い,購入プロセスが簡易化されました。これにより,これからAzureを導入しようとするユーザが増えていくでしょう。また,併せてサブスクリプションについてもユーザを意識した変更が行われています。今後は,3ヵ月間無料評価版の無償範囲を超えて利用した場合は,利用ストップの制限が掛けられるようになり,テストケースでの利用など,導入ユーザの拡大につながるのではないでしょうか。

著者プロフィール

大森彩子(おおもりあやこ)

日本マイクロソフト株式会社 プラットフォームテクノロジーアナリスト。

マイクロソフト製品・テクノロジー全般,とくにWindows Azure Platformの啓蒙・マーケティングに関わり,2010年7月より現職。

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