週刊 Windows Azure Platform 通信

第14回Windows Azure Service Bus EAI and EDI Labsが利用可能に、Windows Azure Platform活用方針ホワイトペーパー公開他

Windows Azure Guest OS緊急セキュリティ対応バージョンアップ

ASP.NETの脆弱性に対する緊急セキュリティ対応(MS11-100)のため、Windows Azure Guest OSのバージョンアップが行われました。最新版は、Guest OS 1.16(Release 201109-03)/2.8(Release 201109-03)となります。

Guest OSの自動アップデートを有効に設定している場合は、自動的に適用済みになっていますが、手動アップデートに設定している場合は対応を行ってください。

Windows Azure Service Bus EAI and EDI Labs 2011年12月版リリース

Windows Azure Service Bus EAI & EDI Labsが利用可能になっています。プライベートクラウド環境とパブリッククラウド環境をつなぐメッセージプロセッシング機能であるEnterprise Application Integration(EAI⁠⁠、およびB2Bメッセージングを実現するElectric Data Interchange(EDI)機能がプレビュー版として公開されています。

クラウドサービス提供会社向けWindows Azure Platform活用方針ホワイトペーパー公開

SaaS型クラウドでサービス提供される会社がWindows Azure Platformを活用するためのガイドラインとなるホワイトペーパーが公開されました。こちらは、日本においてWindows Azure Platform上でクラウドサービスを提供されているCSV(Cloud Service Vender)各社のメンバーから構成されたCSVカウンシルにおいて、実際のご経験やメンバー同士のディスカッションを基にしてまとめられたものです。

現在オンプレミスで稼働するソフトウェア、サービスをクラウドに移行するメリットや、新規クラウドサービスを開発する上で検討が必要となるサービス提供形態や、アーキテクチャ上の考慮点・設計ポイントなども盛り込まれています。

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