週刊 Windows Azure Platform 通信

第19回 Windows Azure Guest OS最新版公開,Windows AzureのISVの投資効果に関する調査ドキュメント公開

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Windows Azure Guest OS 2.9&1.17公開~リモート接続でVM環境を確認

Windows Azure Guest OSの最新版,2.9(Windows Server 2008 R2互換)&1.17(Windows Server 2008 SP2互換)がリリースとなりました。内容は安定性とセキュリティ対応になります。

Windows Azure利用によるISV企業の投資効果,調査ドキュメント公開

2011年4月にForrester Consultingにより調査された,Windows Azure Platformアプリケーションの開発が独立系ソフトウェアベンダ(ISV)の事業に及ぼす財務的影響を評価した調査ドキュメントが公開されています。こちら,Windows Azureアプリケーションを構築したISV企業にインタビューを行い,SaaS型クラウドアプリケーションの開発と販売における費用,収益・費用削減の分析を行ったものです。

Windows Azureの活用によって,既存のコードを再利用して移植したり,既存のコーディングスキルがそのまま利用できたりする他,Windows Azureのリソースの利用量予測と最小化,Windows Azure SLAによるアプリケーションの可用性とパフォーマンスの保障が可能になっています。そして,世界規模のプラットフォームである点を活かして,世界各国へ販路拡大を行うことができるようになっています。

この調査では,その結果としてWindows Azureアプリケーションを構築したISV企業は,導入から9~14ヵ月でホスティング費用を70~80%削減,Windows Azureに移行したアプリケーションの年間収益20~250%増加を実現した,とレポートしています。

馮富久の眼

Windows Server 2008 R2およびSP2互換のWindows Azure Guest OSが公開されました。最新版では安定性の向上,セキュリティ確保の改善が行われているので,該当する環境をご利用の方はアップデートしましょう。

2つ目のニュースで紹介したドキュメントでは,投資効果という観点からWindows Azureのメリットがまとめられています。クラウドのように短期で効果が図るのが難しい技術の導入・検討をする上で,大変参考になる資料と言えます。

著者プロフィール

大森彩子(おおもりあやこ)

日本マイクロソフト株式会社 プラットフォームテクノロジーアナリスト。

マイクロソフト製品・テクノロジー全般,とくにWindows Azure Platformの啓蒙・マーケティングに関わり,2010年7月より現職。

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