Windows Azure通信

2012年11月5日号:Windows Azure Webサイトおよびクラウドサービスが.NET 4.5&Windows Sever 2012対応,Windows Azure SDK for .NET 1.8 リース

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Windows Azure Webサイトおよびクラウドサービスにて.NET 4.5&Windows Sever 2012対応(10/27)

Windows Azure WebサイトにてASP.NET Framework 4.5アプリケーションが配置可能になり,また,Windows Azureクラウドサービスでも.NET Framework 4.5およびWindows Server 2012互換のGuest OS 3.xのインスタンスを作成,配置が可能になりました。

ASP.NET Fall2012 PreviewおよびEntity Framework 6 Fall 2012 previewに対応しており,Visual Studioなどから.NET 4.5のライブラリや機能を用いたアプリケーションをWindows Azure Webサイトに配置できます。

また,Windows Azure SDK for .NET 1.8にてクラウドサービスの.NET Framework 4.5のプロジェクトテンプレートが用意されており,デフォルトでGuest OS 3.xが設定されています。

Windows Azure SDK for .NET 1.8リリース(10/27)

今回発表された SDK 1.8では,.NET Framework 4.5およびWindows Server 2012対応のほか,Visual Studio のサーバーエクスプローラーでサブスクリプション情報を取得でき,ストレージアカウントへの接続や操作が可能になりました。また,ASP.NET ページインスペクターによるデバッグ などの機能強化がされています。

Windows Azure SDK for .NET 1.8のインストールはこれまでと同様に,Web Platform Installerから容易にでき,Visual Studio 2012用 / Visual Studio 2010 SP1 用,無償版では Visual Studio Express 2012 / Visual Web Developer Express 2010 SP1 に対応した SDK が用意されています。

Windows Azure ポータル,日本語対応(10/27)

Windows Azureのアプリケーション操作,管理を行うWindows Azureポータルが多国語対応となり,英語に加えて日本語・ドイツ語・スペイン語・イタリア語で利用できるようになりました。なお,新たに発表されたアドオンアプリケーションを購入できる Windows Azure Store(※米国のみプレビュー利用が可能)へのリンクなども追加されています。

Windows Azure SQL Data Sync,2012年10月版アップデート(10/26)

Windows Azure SQLデータベース同士やSQL Serverとの同期を行うSQL Data Sync(データ同期)に2012年10月版のアップデートがあり,Windows Azureの1つのサブスクリプションに複数のリンクサーバーを作成可能になりました。

マスターとなるサーバーから世界各地域に設定したハブとなるサーバーへ同期を行い,その後各地域のハブサーバーから地域内でのサーバー同期を行う,といった設定が可能になり,データ同期のパフォーマンスの改善につながります。

Visual Studio Team Foundation Service正式リリース(10/31)

アプリケーション開発管理を行うVisual Studio Team Foundation Serverの機能をクラウドで提供するTeam Foundation Serviceは,これまでプレビュー版として公開されていましたが,正式リリースとなりました。Team Foundation ServiceはWindows Azureと連携しており,クラウドサービスやWebサイトに展開するアプリケーション開発・配置プロセスにも統合可能です。

正式リリース後も無償プランが用意されており,5ユーザーまではプロジェクト数に関係なく利用できます。また,MSDN サブスクリプションをお持ちの場合も利用分が含まれており,無償でご利用頂けます。

馮富久の眼

今回は,10/30~11/2にMicrosoft本社で開催されたwww.buildwindows.com/>Build にて,Windows Azureの最新情報紹介やアップデート,各種アナウンスが行われました。その中からいくつかピックアップします。

まず,.NET向けWindows Azure SDKの最新版がリリースされました。.NET Framework 4.5およびWindows Server 2012に対応したことで,最新環境での開発が行えます。その他ストレージアカウントへの接続や操作が可能になったのも注目したいところです。また,ポータルの多言語化により,日本語情報が拡充されたのも嬉しいところです。

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著者プロフィール

大森彩子(おおもりあやこ)

日本マイクロソフト株式会社 プラットフォームテクノロジーアナリスト。

マイクロソフト製品・テクノロジー全般,とくにWindows Azure Platformの啓蒙・マーケティングに関わり,2010年7月より現職。

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