Windows Azure通信

2012年12月18日号:Team Foundation Serviceの2012年12月版アップデート、Windows Azure Active DirectoryでJSON Web Tokenをサポート、Windows Azure Guest OS 3.1/2.13/1.21公開

Team Foundation Serviceの2012年12月版アップデート、Windows Azure SDK 1.8対応(12/10)

Windows Azure上でアプリケーションライフサイクル管理を行うサービスを提供しているTeam Foundation Serviceが2012年12月版にアップデートされました。

Windows 8向けWindowsストアアプリに対応したほか、デフォルトの表示画面である⁠Source⁠のデザイン見直しやCode Exploroer Viewのフォルダ表示ナビゲーションの改善、修正 / 追加 / 削除されたコードのマーカー表示など、Webツールからの操作性が大幅に向上しています。また、今回のアップデートでVisual Studio 2012 Update 1対応となり、Windows Azure SDK 1.8およびTypeScript 0.8.1でのビルドがサポートされます。

なお、これまではWindows Azure VMロールでサービスが提供されていましたが、今回のアップデートでWindows Azure仮想マシン上に移行、Windows Server 2012かつ、より大きいディスク領域にて再構築されています。

Windows Azure Active DirectoryでJSON Web Tokenをサポート(12/10)

Windows Azure Active DirectoryはRESTサービスにおけるトークンのフォーマットであるJSON Web Token(JWT)をサポートしています。JWTはIETFのOAuth Working Groupにより制定されており、OpenID Connectの基本コンポーネントの1つになっています。

このたびJSON Web Token Hander for .NET Framework 4.5が利用可能になり、JWTの作成/発行/シリアル化、逆シリアル化/認証/操作を行うためのクラスライブラリが提供されます。こちらWindows Azure Authentication Libraryの機能強化として提供され、Windows Azure ADでJWTを利用する.NETアプリケーションを容易に構築できます。

Windows Azure Guest OS 3.1/2.13/1.21公開(12/4)

Windows AzureクラウドサービスのWeb/Workerロールを稼働させるOSであるGuest OSが2012年11月版としてバージョンアップされています。最新は3.1(Windows Server 2012互換⁠⁠、2.13(Windows Server 2008 R2(SP1)互換⁠⁠、1.21(Windows Server 2008 SP2互換)となります。

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