Windows Azure通信

2013年2月20日号:Windows Azure Guest OSの更新、Windows Azure PowerShell v0.6.10公開、Windows Azure Plugin for Eclipse with Java v1.8.1公開

Windows Azure Guest OSの更新:3.2, 2.14,1.22を公開(2/12)

Windows AzureクラウドサービスのベースとなるGuest OSの最新バージョンが公開されました。Windows Server 2012ベース(3.x)は 3.2、Windows Server 2008 R2ベース(2.x)は2.14、Windows Server 2008 SP2ベース(1.x)は、1.22が最新バージョンになります。OSのバージョン設定が[自動]に設定されている場合は、Windows Azureにより自動で最新バージョンにアップデートされます。

ちなみに、クラウドサービスを稼働させる仮想マシンであるGuest OSおよびGuest OSを稼働させるHost OS、この両方のアップデートが定期的に行われており、その際には仮想マシンの再起動が行われます。クラウドサービスで同じロールを2つ以上デプロイすることで、アップデートや再起動中でも稼働させているサービスのダウンタイムが発生しないように構成できます。

Windows Azure PowerShell v0.6.10公開、デバックモードを追加(2/12)

Windows Azure Powershellがアップデートされ、バージョン 0.6.10として公開されました。ベースはWindows Powershell 3.0となりました。

追加機能としては、デバッグモードが追加され、RequestとReponseをコンソール上で確認できるようになりました。また、クラウドサービス、仮想マシン用cmdletsのソースコードのリリース、クラウドサービス用のcmdletsの追加(Web/Worker ロールの追加など)等が行われています。

なお、2012年11月版(v0.6.9)のWindows Azure SQLデータベース用cmdletsによりデータベースサーバの新規作成やファイアウォール設定、データベースの作成・変更・削除などが行えるようになっています。

Windows Azure Plugin for Eclipse with Java v1.8.1公開(2/9)

Windows AzureクラウドサービスにデプロイできるJavaアプリケーションの開発をサポートするWindows Azure Plugin for Eclipse with Javaの最新版、2013年2月版CTP(v1.8.1)が公開されました。こちら2012年11月版のアップデートになります。

機能追加として、インストールに含める必要のあるJDKやアプリケーションサーバ、コンポーネント類をWindows Azureブロブストレージにアップロードしておき、そちらを指定して直接デプロイすることが可能になりました。また、Windows Azure Libraries for Javaのアップデートが含まれています。

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