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第11回 Interop Tokyo 2011事前取材─L2スイッチに水をかけるデモ 他-アラクサラ

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Interop Tokyo 2011の事前取材として,アラクサラネットワークスでL2スイッチに水をかけるデモなどを見て来ました。昔,ノートPCに水をかけるというデモは見たことがありますが,上からL2スイッチに向かって水をかけるのを見るのは初めてでした。

L2スイッチに水をかけるデモ

L2スイッチに水をかけるデモ

水滴対応L2スイッチ

今回拝見して来たのは,Interop Tokyo 2011で行われるデモの事前準備中の機材です。摂氏-10度から50度,高温多湿にも耐えるというL2スイッチです。上から水をかけるデモが行われているのは,昼と夜の温度差が激しい高温多湿環境では気温が下がった時に結露して天井から垂れてくることがあるためです。ファンやHDDなど,故障の原因となる可動部分が一切ないという特徴もあります。

このL2スイッチがターゲットとしているのは,⁠今,IP化されていないシステム」です。主に海外が想定されているようですが,空調がなく環境が悪い場所での利用が可能なスイッチを提案しています(たとえば東南アジアとかですかね?)⁠過酷な環境で動作する機能を実現することで,空調などの設備コストや施設全体での消費電力を軽減できるというメリットもあります。

アラクサラネットワークスは,昔から温度対策やファンレスに取り組んでいますが,湿度(水滴)に対応したものを公表するのは,今回がはじめてです。結露した水滴が上から垂れて来たときを想定し,L2スイッチ天板が屋根状に伸びてケーブル類を保護しつつナナメになっているのと,中にコーティング剤を利用して基板を保護しています。コーティング剤に関しては,いろいろな種類を現在試しながら技術開発中とのことでした。

画像

なお,この水滴対応L2スイッチは試作品です。また,今回のデモは設計上の水滴量よりも激しく多い水量を上からかけて行われています(水流がある場所での利用を想定した機器ではないのでご注意ください)⁠

コーティングの写真

コーティングの写真

コーティングの写真

コーティングの写真

コーティングの写真

著者プロフィール

あきみち

「Geekなぺーじ」を運営するブロガー。

慶應義塾大学SFC研究所上席所員。全日本剣道連盟 情報小委員会委員。通信技術,プログラミング,ネットコミュニティ,熱帯魚などに興味を持っている。

近著「インターネットのカタチ - もろさが織り成す粘り強い世界」

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