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第12回 100Gbps×2のリンクアグリゲーション@Interop Tokyo 2011

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今回のInterop Tokyo 2011対外線は,合計で310Gbpsです。対外線は全てNTTコミュニケーションズによるコントリビューションですが,利用されているのは今年1月に発表され4月から提供が開始されたArcstar Universal Oneです)⁠

Brocade MLXe8

Brocade MLXe8

冗長化され複数あるInterop Tokyo 2011対外線のなかで最も広帯域なのが,JPNAP東京Iへの200Gbps回線です。この回線は,100GbE 2回線をリンクアグリゲーション(LAG/Link Aggregation)によって仮想的に200Gbps回線を作ったものです。 ShowNet側でリンクアグリゲーションを行っているのは,Brocade MLXe8です。

※:発表当初は「Universal One」という名称でした。

2種類の異なる伝送方式

JPNAP東京Iへの100Gbps×2 LAGの伝送部分も非常に面白いです。

それぞれの100Gbpsが別々の伝送装置を利用しています。 Ciena ActivFlex 6500とInfinera DTNです。さらに,機種だけではなく,伝送の方式そのものもそれぞれ異なります。

Ciena ActivFlex 6500

Ciena ActivFlex 6500

Infinera DTN

Infinera DTN

今回の100G×2 LAGを図にすると以下のようになります。 Ciena ActivFlex 6500が100Gを1波で実現し,Infinera DTNが40G 1波と10G 6波で合計100Gです。さらに,それらをBrocade MLXe8がLAGで200Gにしています。

画像

通常は,伝送部分に同じ機種を利用してリンクアグリゲーションを行いがちなので,このような異なる二つの方式での100G伝送をリンクアグリゲーションして200Gとして運用しているのは,世界初なのではないかと思います(というか,こういうチャレンジングな構成での実運用は「さまざまな組み合わせを試してみる」というInteropならではであり,商用運用では将来も少なそうな気がします)⁠

著者プロフィール

あきみち

「Geekなぺーじ」を運営するブロガー。

慶應義塾大学SFC研究所上席所員。全日本剣道連盟 情報小委員会委員。通信技術,プログラミング,ネットコミュニティ,熱帯魚などに興味を持っている。

近著「インターネットのカタチ - もろさが織り成す粘り強い世界」

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