ソロソロ来るゾ! Google Cloud Platform!

第6回(最終回) データ解析基盤のBigQuery

この記事を読むのに必要な時間:およそ 2 分

価格

主にデータ容量,データ投入(Streaming Inserts⁠⁠,クエリ実行時のデータ操作量に費用がかかります。

データ容量は1GBあたり月$0.02です。1TB投入しても月$20。ものすごく安いですね。

データインポート(データ投入⁠⁠,データエクスポート,テーブル読み込み,テーブルコピーは無料です。

データ投入について上記の通りバッチ処理的なデータ投入は無料ですが,Streaming Insertsの場合は100,000行あたり$0.01かかります。

クエリ実行時のデータ操作は最初の1TBは無料,以降1TBあたり$5です。

データサイズの計算方法

データサイズはデータ型によって決まります。 各データ型のデータサイズは以下のとおりです。

データ型 データサイズ
STRING 2 bytes + the UTF-8 encoded string size
INTEGER 8 bytes
FLOAT 8 bytes
BOOLEAN 1 byte
TIMESTAMP 8 bytes
RECORD 0 bytes + the size of the contained fields

制限

クエリ,データインポート,Streaming Insertsそれぞれで各種制限・上限が設けられています。データ量,1日あたりの処理回数など様々あるので,テスト利用から本番利用に移行するタイミングなどでよくよく確認しておきましょう。

Streaming Insertsは1行20KBまで,1回のinsertで1MB・500行まで,テーブルあたり1秒あたり10,000行・10MBまでという制限があります。特にピーク流量が上限に抵触しそうな場合は,テーブルを分割するなどの方法で回避しましょう。

おまけ:GCPのAndroidアプリができました!

GCPを管理できるAndroidアプリができました。まだBETAですが,Playストアからインストールできます。端末に紐付いているGoogleアカウントの情報を使ってくれるので,別途アカウントを設定する必要はありません。

図4 Cloud Console

図4 Cloud Console

アプリではリソース状態や課金額の確認などができます。

図5 Cloud Consoleではリソース状態や課金額の確認などができる

図5 Cloud Consoleではリソース状態や課金額の確認などができる

緊急時に専用のアプリで状況を確認できるのはとても便利ですね。

おわりに

本連載では全6回に渡りGoogle Cloud Platformの各サービスを紹介してきました。現時点ではクラウドと言えばAWSという市況ですが,昨年からグングン追い上げてきているGoogle Cloud Platformの魅力が少しでも伝われば幸いです。

著者プロフィール

馬場俊彰(ばばとしあき)

株式会社ハートビーツ 技術統括責任者。

電気通信大学の学生時代に運用管理から業界入り。MSPベンチャーの立ち上げを手伝った後に,中堅SIerにて大手カード会社向けJavaプログラマーを経て現職。現在インフラエンジニアとして活動中。インフラエンジニア勉強会hbstudy主催。最近の興味は写真とPythonプログラミングとクラウドの活用。大好物はカレー。静岡県の清水出身。

URLhttp://heartbeats.jp/
Twitter@netmarkjp