Ubuntu Weekly Recipe

第15回 デスクトップのカスタマイズ(4):ウィジェットの導入

この記事を読むのに必要な時間:およそ 3.5 分

デスクトップに常駐するscreenlets

screenletsの使い方は2通りあります。一つは,デスクトップに常駐するガジェットとして利用する方法です。Windows Vistaのサイドバーのように,ワイドモニタの場合は時計などを画面の右側に常駐させることで,デスクトップ環境を便利に利用することができるでしょう。

図4 デスクトップに常駐するscreenletsの例

図4 デスクトップに常駐するscreenletsの例

常駐のための設定は次のように行います。

まず,Screenlets Managerの各種screenletsアイテムの中から,常駐させたいアイテムを選択します。選択した状態でウインドウの右側にある,⁠Start/Stop⁠チェックボックス(もしくは[Launch/Add]ボタン)をクリックすると,ウィジェットが画面に表示されるようになります。また,再起動時に自動的に起動されるように,⁠Auto start on login⁠チェックボックスにチェックを入れてください。

このままでは他のウインドウよりも「高い」位置に表示されてしまいますので,ウィジェットの上で右クリックし,⁠Window]⁠⁠Keep below]を選択します(デフォルトではKeeb adoveになっているため,他のウインドウよりも高い位置に表示されるようになっています)⁠

また,このままでは複数のワークスペースでは表示されませんので,⁠Window][Sticky]にチェックをいれておいた方がよいでしょう。

図5 ウインドウの設定

図5 ウインドウの設定

以上の設定を行うことで,デスクトップの壁紙と同じ「高さ」でウィジェットが表示されるようになります。

screenletsの追加

前出の図4の設定では,上から,Clock・Calender・Karamba(zourgue/zourguecpu.theme)・Karamba(zourge/wifi.theme)・Notesが常駐しています。このうち,Karambaは標準ではありません。screenletsはscreenlets.orgや,gnome-look.orgなどからプラグイン形式でダウンロードし,追加インストールすることができます。

インストールは次のように行います。まず,インストールしたいscreenletsをダウンロードします。Karambaの場合はhttp://www.screenlets.org/index.php/Super_Karambaから入手してください。

ダウンロードしたファイルは ~/.screenlets-files などといったディレクトリを作って保存しておくとよいでしょう。

$ mkdir ~/.screenlets-files
$ mv ~/Desktop/75472-Karamba.tar.bz2 ~/.screenlets-files

Screenlets Managerで[Install Screenlets]をクリックして新しいscreenletsを追加します。

上述のように ~/.screenlets-files に保存した場合,ファイル選択ダイアログでは隠しファイル(先頭が.で始まるファイルと,末尾に~がつけられたファイル)は表示されませんので,⁠Ctrl]+[h]を押下し,隠しファイルを表示させる必要があるでしょう。

ファイル選択ダイアログを閉じればscreenletsの一つとして登録されているはずです。なお,インストール後もscreenletsファイル(上述の例であれば75472-Karamba.tar.bz2)は消してはいけません。

著者プロフィール

吉田史(よしだふみひと)

Ubuntu Japanese Team Member株式会社創夢所属。システム管理を中心にWindows/PC Unixを併用している。Ubuntu Japanese Teamではパッケージサーバの管理や翻訳などの作業を担当。