Ubuntu Weekly Recipe

第156回 AndroidとUbuntuの素敵な出会い UbuntuでAndroid開発をはじめよう

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プロジェクトの作成とビルド

それでは定番のHelloWorldをチュートリアルにそって実行してみましょう。Eclipseを起動して「ファイル」⁠->「新規」⁠->「プロジェクト」⁠->「Androidプロジェクト」を選択します。新規Androidプロジェクトのウィザードダイアログが表示されますので,名前やターゲットを指定します。ビルドターゲットはADV Managerでインストール済みのSDK Platform APIが表示されますので,複数のバージョンをインストールしている場合は注意してください。

プロジェクト名HelloIDEOS
ビルドターゲットAndroid 2.2
アプリケーション名Hello, IDEOS
パッケージ名com.example.helloideos
Create ActivityHelloIDEOS

図7 新規Androidプロジェクトを作成する

図7-(1) 新規Androidプロジェクトを作成する

図7-(2) 新規Androidプロジェクトを作成する

これでプロジェクトのひな型が作成されました。プロジェクトエクスプローラに「HelloIDEOS」プロジェクトが生成されているのが確認できるはずです。ここから「HelloIDEOS」⁠->「src」⁠->「com.example.helloideos」⁠->「HelloIDEOS.java」を開き,エディタでソースを以下のように修正します注4)⁠

package com.example.helloideos;

import android.app.Activity;
import android.os.Bundle;
import android.widget.TextView;

public class HelloIDEOS extends Activity {
    /** Called when the activity is first created. */
    @Override
    public void onCreate(Bundle savedInstanceState) {
        super.onCreate(savedInstanceState);
        TextView tv = new TextView(this);
        tv.setText("Hello, IDEOS");
        setContentView(tv);
    }
}

図8 ひな型のAndroidプロジェクトのソースに修正を加える

図8 ひな型のAndroidプロジェクトのソースに修正を加える

ソースの修正が完了したら,プログラムを実行してみましょう。IDEOSがUSBでUbuntuと接続されていることを確認したら,メニューの「実行」⁠->「実行」を選択します。実行方法の選択ダイアログが表示されますので「Androidアプリケーション」を選択してください。アプリケーションのビルドとパッケージング,そしてIDEOSへのアップロードとインストールが自動的に行われ,IDEOS上でアプリケーションが起動します注5)⁠

図9 Androidアプリケーションとして実行する

図9 Androidアプリケーションとして実行する

図10 IDEOS上で実行されたHelloWorldの例

図10 IDEOS上で実行されたHelloWorldの例

注4
プロジェクト名やパッケージ名を変更している場合は,適時読みかえてください。
注5
実験終了後はIDEOSの「設定」⁠->「アプリケーション」⁠->「アプリケーションの管理」から,インストールされた「Hello, IDEOS」アプリをアンインストールしておくとよいでしょう。

著者プロフィール

水野源(みずのはじめ)

Ubuntu Japanese Teamメンバー。理想のフリーデスクトップ環境を求めて東へ西へ……のはずが,気がついたら北の大地で就職していたインフラ寄りのエンジニア。最近レンズ沼にハマる。

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