Ubuntu Weekly Recipe

第236回 Webサービスをデスクトップアプリ化する

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Fogger

FoggerはUbuntuAppShowdownで銀賞を受賞したWebサービスをデスクトップアプリ化するツールです。

Web Appsがサービスごとに標準のブラウザーを立ち上げるのに対して,FoggerはWebKitベースの内蔵ブラウザーを立ち上げます。またユーザースクリプトを使って,ユーザーが自由に対応サイトを追加できることも特徴です。

Foggerは既にUbuntuのリポジトリに追加されているので,ソフトウェアセンターからfoggerを検索してインストールできます。インストールしたらDashから「Create new a fog app」を起動してください。

図6 Fogアプリの作成画面

図6 Fogアプリの作成画面

ここにサービスURLとアプリ名を登録して,Fogアプリを作成します。アプリ名はその名前からfaviconを検索してくれますし,適当な画像をドラッグアンドドロップすることでも設定できます。

「Create」ボタンを押したらアプリが作成され,自動的にサイトにアクセスします。以降はDashやLauncherを使ったアプリの起動や切り替えが可能になります注3)⁠

図7 大抵の場合は最初はログイン画面が表示される

図7 大抵の場合は最初はログイン画面が表示される

図8 Webサービスにアクセスした状態

図8 Webサービスにアクセスした状態

図9 Luancherにアイコンが表示される

図9 Luancherにアイコンが表示される

図10 Dashからも検索できるようになる

図10 Dashからも検索できるようになる

注3
ちなみにプロキシの設定はしているものの無効化している場合はアプリを作成できない不具合があります。当面は使わないプロキシ設定を削除して回避してください。

Foggerのカスタマイズ

FoggerはユーザースクリプトやユーザーCSSを追加することで,サービスごとに特化した機能を追加できます。

以下のPPAに,SNSのFacebookやTODOサービスであるWunderlist用のユーザースクリプトを配布していますので,これらのサービスを使っている場合は試してみてはいかがでしょうか。

$ sudo add-apt-repository ppa:fogger-app-authors/ppa
$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get install facebook-fogapp
$ sudo apt-get install wunderlist-fogapp

著者プロフィール

柴田充也(しばたみつや)

Ubuntu Japanese Team Member株式会社 創夢所属。数年前にLaunchpad上でStellariumの翻訳をしたことがきっかけで,Ubuntuの翻訳にも関わるようになりました。