Ubuntu Weekly Recipe

第262回 LibreOffice Calcの条件付き書式を極める

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カラースケール

カラースケールは,数値の大小を2ないし3種類の色を混ぜたグラデーションで表現します。

先ほど設定した条件は[書式⁠⁠-⁠条件付き書式⁠⁠-⁠管理]でいったん削除します。その後あらためてR13からR66まで選択した状態で[書式⁠⁠-⁠条件付き書式⁠⁠-⁠カラースケール]をクリックします。デフォルトだと色が濃すぎるので,若干薄くします。これで青っぽいところは数値が大きく,赤いっぽいところは数値が小さくなります。

図5 カラースケールの設定例

図5 カラースケールの設定例

図6 カラースケールの適用例

図6 カラースケールの適用例

データバー

データバーは,その名のとおり数値の大小を棒グラフで表示します。特に設定を変更しなくてもデフォルトのままで充分見やすいグラフになります。

R13からR66まで選択した状態で[書式⁠⁠-⁠条件付き書式⁠⁠-⁠データバー]をクリックし,そのまま[OK]をクリックしてください。設定を変更したい場合は[詳細オプション]をクリックしてください。

図7 データバーの適用例

図7 データバーの適用例

アイコンセット

Excelではアイコンセットは独立して扱っていますが,Calcではデータバーの一部として提供しています。

R13からR66まで選択した状態で[書式⁠⁠-⁠条件付き書式⁠⁠-⁠データバー]をクリックし,⁠データバー]をクリックして[アイコンセット]にします。右で3から5までのアイコンを選択できますが,今回はデフォルトのままとします。閾値を入力して[OK]をクリックすると,アイコンが表示されるようになりました。

図8 アイコンセットの設定例

図8 アイコンセットの設定例

図9 アイコンセットの適用例

図9 アイコンセットの適用例

お知らせ

右のイベント情報にも書かれていますが,今週23日に明星大学日野キャンパスでLibreOffice Japan mini Conferenceが開催されます。皆様のお越しをお待ちしております。首都圏外で参加が難しい場合は,オープンソースチャンネルのニコニコ生放送でも放送する予定となっていますので,そちらをご覧ください。

オマケ:LibreOffice 4.0のインストール

LibreOfficeのインストール方法は第153回でも取り上げましたが,今回からアーカイブの命名規則が変更になったため,あらためて紹介します。

まずはja.libreoffice.org/downloadからメイン・インストールパッケージと言語パッケージをインストールします。ヘルプはあってもなくてもかまいません。ダウンロードしたアーカイブを次のコマンドでインストールします。バージョンが変わっている場合は,数値を適宜読み替えてください。

$ tar xf LibreOffice_4.0.0.3_Linux_x86-64_deb.tar.gz
$ tar xf LibreOffice_4.0.0.3_Linux_x86-64_deb_langpack_ja.tar.gz
$ cd LibreOffice_4.0.0.3_Linux_x86-64_deb/DEBS/
$ sudo dpkg -i *.deb
$ cd ../../LibreOffice_4.0.0.3_Linux_x86-64_deb_langpack_ja/DEBS/
$ sudo dpkg -i *.deb

これでインストール完了です。あとは/opt/libreoffice4.0/program/sofficeを起動してください。どうしてもメニューから起動したい場合は,次の手順で起動できます。

  1. LibreOffice_4.0.0.3_Linux_x86-64_deb/DEBS/desktop-integration/libreoffice4.0-debian-menus_4.0.0-103_all.debを右クリックし,⁠アーカイブマネージャーで開く]をクリックする
  2. Nautilusで".local/share/icons"を開く。通常はCtrl+lキーを押して[場所]バーを表示し,"/home/(ユーザー名)/.local/share/icons"で開ける
  3. アーカイブマネージャーで"/usr/share/icons"を開き,3つのフォルダーを開いているNautilusにドラッグ&ドロップ
  4. Nautilusで".local/share/applications"を開く
  5. アーカイブマネージャーで"/usr/share/applications"を開き,すべてのファイルを開いているNautilusにドラッグ&ドロップ
  6. アーカイブマネージャーで"/usr/bin"を開き,2つのファイルを一時的にどこかへドラッグ&ドロップ
  7. 端末から2つのファイルを/usr/local/binにコピーまたは移動
  8. 一度ログアウトしてログイン
  9. Dashから検索すると"LibreOffice"と"LibreOffice 4.0"が表示されていれば設定完了

アンインストールしたいときはコピーしたファイルを削除してください。

図10 上記の方法が成功すると,このようにUnityに表示される

図10 上記の方法が成功すると,このようにUnityに表示される

著者プロフィール

あわしろいくや

Ubuntu Japanese Teamメンバーで,主として日本語入力関連を担当する。特定非営利活動法人OpenOffice.org日本ユーザー会。LibreOffice日本語チーム。ほか,原稿執筆も少々。