ご挨拶
新年あけましておめでとうございます。
本連載は今年で無事に10周年を迎えました。長年のご愛顧,
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
今回は昨年の初めと同じく,
GNOME
GNOMEは毎年3月と9月にリリースを行っており,
どのような変更点があるのかはまた別途お知らせするとして,
現在のGNOMEもHiDPIディスプレイの対応として,
これをWaylandセッションの際は25%刻みに変更できるようにする開発が進んでいます。実は現在のGNOME 3.
この機能がデフォルトで有効になればWaylandを積極的に選択する理由になる上,
現段階ではWaylandのメリットはあまり感じられませんが,
一方,
KDE
KDEが今年目指す方向はすでにKDE's Goals for 2018 and Beyondで示されています。大きくは基本的なアプリケーションの使い勝手と生産性を向上させること,
例で挙げられている基本的なアプリケーションはデスクトップシェルのPlasma,
Waylandのサポート状況も気になります。Kubuntu 17.
Xfce
XfceはGTK+3へのポーティングが完了して4.
Ubuntu Weekly Topics 2017年12月15日号を見ても,
- ※1
- Debianに関してはあまり明るくないのですが,
今年中にDebianデスクトップをGTK+2なしでインストールできるようにする予定のようです。ただし, 検討上でも言及されているようにLXDEがある限りこのプランの完遂は難しいように思います。