Ubuntu Weekly Recipe

第522回 Ubuntu 18.04 LTSの32ビットサポート事情とネットブック

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Ubuntu MATE 18.04 LTSのインストールと使用感

では実際にUbuntu MATE 18.04 LTSをインストールしていきましょう。インストーラーはcdimage.ubuntu.comあるいはそのミラーから取得します。⁠ブータブルUSBの作成」などでインストーラーをUSBメモリにコピーします。

BIOSでUSBメモリから起動するように変更したあと,ブートし,インストーラーを起動します。

インストールを進めていきますが,ここで解像度の壁にぶつかります図1)⁠⁠インストール」ボタンが押せないので下のパネルを右クリックし,⁠プロパティ」を開きます。ここに「自動的に隠す」があるので,これにチェックを入れると「インストール」ボタンが表示されます図2)⁠

図1 下のボタンをクリックできない

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図2 パネルを「自動的に隠す」にすると表示されるようになる

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これでもまだはみ出してしまう場合は,Altキーを押しながらウィンドウを移動させましょう。

インストール完了後,再起動してログインします。画面右上の歯車アイコンをクリックすると「このコンピューターについて」があるので,ここをクリックしたのが図3です。⁠利用可能なディスク容量」が少なく感じますが,これはスワップファイルがそれなりのファイルサイズになっているからです。

図3 ⁠このコンピューターについて」をクリックすると「システムモニター」「システム」タブを表示する

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第496回でも紹介しましたが,Ubuntu MATEには「ネットブック」というパネルレイアウトがあるので,これを設定してみます。⁠MATE Tweak」を起動し,⁠パネル」タブから「ネットブック」を選択してください図4)⁠

図4 MATE Tweakのパネルのレイアウトを「ネットブック」に変更する

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CPUの負荷が高い状態がずっと続くため,⁠ウィンドウ」タブの「ウィンドウマネージャー」「Compiz」にしました図5)⁠これで負荷を下げられるようになりました。

図5 MATE Tweakのウィンドウマネージャーを「Compiz」にする

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実際にこの状態で本原稿を執筆してみましたが,特に支障はありませんでした図6)⁠少し遅いくらいでおおむね快適に動作しています。ただしウィンドウマネージャーを変更してもファンはずっと回り続け,Eee PC 901-16Gが全体的に暖かかったのが印象的でした。10年前のネットブックでUbuntu MATE 18.04 LTSを使用するのは少々荷が重いということでしょう。

図6 Eee PC 901-16Gで本原稿を執筆している様子。なお執筆中のもので本記事とは一部異なる

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著者プロフィール

あわしろいくや

Ubuntu Japanese Teamメンバーで,主として日本語入力関連を担当する。特定非営利活動法人OpenOffice.org日本ユーザー会。LibreOffice日本語チーム。ほか,原稿執筆も少々。

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