Ubuntu Weekly Recipe

第600回 【連載600回記念特別企画】第500回から現在までのアクセスランキング

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累計アクセスランキング

続いて,累計アクセスランキングを見てみましょう。

記事によってはずっと参照にされ続けたり,特定のトピックがニュースになることで公開から時間が経ってから一気にアクセス数が増える記事なんてこともあります。そのため累計アクセスランキングは公開初週のそれとは少し異なります。

累計アクセスランキング:第7位から第10位

順位 タイトル
第7位 第515回「Ubuntu 18.04 LTSとSnapパッケージ」⁠あわしろいくや)
第8位 第566回「Ubuntu 19.04の新機能」⁠あわしろいくや)
第9位 第563回「NVIDIA Jetson Nano Developer KitにUbuntuをインストールしよう!」⁠柴田充也)
第10位 第514回「Intel RealSense D435でバーチャルユーチューバーの深みを味わう」⁠柴田充也)

第7位と第8位は,初週アクセスランキングにも出てきた記事ですね。新機能系の記事がこちらだと第8位になっているのは,単純に計測期間の都合だと思われます。

10位はタイトルに「ユーチューバー」って入っていますが,あまり関係なくD435を使ってみようという記事です※4⁠。

※4
これについては公開当初いろいろと事実誤認があって,突っ込まれまくったので,公開後に内容を差し替えています。その節は申し訳ございませんでした。

累計アクセスランキング:第4位から第6位

順位 タイトル
第4位 第522回「Ubuntu 18.04 LTSの32ビットサポート事情とネットブック」⁠あわしろいくや)
第5位 第564回「Raspberry Pi 3 Model B+にUbuntu 18.04 LTSをインストールする」⁠あわしろいくや)
第6位 第542回「生まれ変わったLubuntu 18.10を使用する」⁠あわしろいくや)

第6位は初週ランキングのトップに入っていた新リリース紹介系の記事であり,第5位も初週ランキングに出ていました。

第4位はUbuntuの32bit対応の流れに合わせて,昔なつかしの「ASUS Eee PC」にUbuntu MATEを入れてみようという記事です。Ubuntuは17.10から,その他の公式フレーバーも概ね18.10ないし19.04で32bit版インストーラーの配布を終了しているため,18.04がほぼ最後にインストールできるLTSとなっています。もしどうしても64bit非対応なx86系マシンにUbuntuをインストールするのであれば,この記事を参照することになるでしょう。

ちなみにその後のリリースにおける32bit対応は紆余曲折あったものの,⁠今後はx86の32bitパッケージ(i386アーキテクチャーパッケージ)はサポートしない」という流れになっています。

累計アクセスランキング:第1位から第3位

順位 タイトル
第1位 第520回「Ubuntu 18.04 LTSの日本語入力」⁠あわしろいくや)
第2位 第517回「Ubuntu 18.04 LTSの変更点」⁠あわしろいくや)
第3位 第580回「AMD Ryzen 5 3400Gと2400Gを比較する」⁠あわしろいくや)

第3位と第2位は初週ランキングでも出てきた記事ですね。Ryzenの比較記事は,公開時期が2019年7月と今回のランキング対象の中では新しい記事であるにも関わらず,累計ランキングに入っているのは,それだけRyzenを買ってUbuntuをインストールしようとした人が多いということでしょうか。

第1位は期間中唯一の日本語入力メインの記事です。さすがにこの記事は,ずっと参照され続ける記事のようですね。期間外の記事も含めた累計アクセスランキングを見ると,たとえば第417回「Ubuntu 16.04 LTSの変更点」は13位にランクインしていますし,第319回「Ubuntu 14.04と日本語入力」は全体の1位になっています。

ここで注意深い読者はおそらく気がついたことでしょう。そう,累計アクセスランキングでは第1位から第8位までは,すべていくやさんの記事です。

タグごとのランキング

Ubuntu Weekly Recipeのそれぞれの記事には複数のタグが割り振られています。そこでタグごとの傾向を見ていきましょう※5⁠。

※5
タグは編集担当が付けています。聞くところによると,手動で記事に対してざっくりと付けているらしく,記事の性質を正しくタグで反映できているかは微妙なところがありそうです。そのため,この項の話は話半分でお読みください。

まずは第500回から使われたタグのトップ10です。

順位 タグ 回数
第1位 Ubuntu 99回
第2位 LXD 9回
第3位 BionicBeaver 7回
第4位 Ubuntuオフラインミーティング 5回
第4位 systemd 5回
第6位 GPU 4回
第6位 CosmicCuttlefish 4回
第6位 LibreOffice 4回
第6位 カーネル 4回
第6位 コンテナ 4回

Ubuntuはほぼすべての記事に付いています。例外が第581回のDebian 10の紹介記事です。

LXDが多いのは,筆者が何かとLXDに絡めた記事を書いているからですね。オフラインミーティングは2017年の年末の第501回から通算5回開催している結果となります。

systemdはたなかさんが主にsystemd関連の記事を執筆しているためです。最近だと第598回「systemdユニットの設定を変える」がそれですね。

次に初週アクセスランキングのタグごとの平均ランキングは次のようになります。

順位 タグ
第1位 RaspberryPi
第2位 Kubernetes
第3位 CPU
第4位 DiscoDingo
第5位 NVIDIA
第6位 ZFS
第7位 Firefox
第8位 Unicode
第9位 仮想化
第10位 リモートデスクトップ
第10位 SPICE

Raspberry PiもKubernetesもCPUも,初週アクセスランキングに入った記事がそのまま結果に残っています。この中だと複数回使われているのは,DiscoDingoの3回と仮想化の2回ぐらいでしょうか。あんまり平均を取った意味はないかもしれませんね。

Unicodeは第567回「令和を言祝ぐ」で使われたタグです。

これが累計アクセスランキングだと次のような感じになります。

順位 タグ
第1位 CPU
第2位 ネットブック
第3位 RaspberryPi
第4位 Lubuntu
第5位 NVIDIA
第6位 BionicBeaver
第7位 モーションキャプチャー
第8位 デプスカメラ
第9位 AMD
第10位 エディタ
第10位 nano

どちらのランキングに現れたのはRaspberryPi,CPU,NVIDIAだけで,他はすべて異なります。また複数回使用されているタグはBionicBeaverの7回とAMDの3回だけです。

nanoは第518回「Ubuntu標準のテキストエディタ『GNU nano⁠⁠」で使われたタグです。標準でインストールされているにも関わらず不遇の存在であるnanoをフィーチャーした記事なので,それなりにアクセスがあるのはうれしいところです。

著者プロフィール

柴田充也(しばたみつや)

Ubuntu Japanese Team Member株式会社 創夢所属。数年前にLaunchpad上でStellariumの翻訳をしたことがきっかけで,Ubuntuの翻訳にも関わるようになりました。