Googleは2022年10月27日、Google Workspaceで利用できるリモート会議システムGoogle Meetが組み込まれたデバイスと、Zoom Roomsとの双方向の相互運用サポートを2022年後半に開始することを発表した。

この相互運用により、Google Meetのユーザは追加のライセンス費用なしで、Google Meet組込みデバイスに表示されるカレンダーボタンを押すだけでZoom Roomsに接続でき、Zoom Rooms側から直接接続したり、会議コードを使って接続することも可能。

この相互運用はChromeOSベースのすべてのGoogle Meet対応デバイスでサポートされ、今後、サポート製品は追加される予定。また、すべてのプラットフォームのZoom Roomsでサポートされる。

AndroidベースのGoogle Meetデバイスも登場

合わせて、これまでChromeOSでのみ提供されてきたGoogle Meet機能がAndroidベースのデバイスでも利用できるようになることが発表された。最初にサポートされるのはPolyとLogitechの製品で、両社とも2023年初頭に発売予定のAndroidベースの会議用アプライアンスからGoogle Meetが利用できるようになる。また両社の既存製品についても、Meetライセンスを追加するだけで利用可能になるとのこと。