これだけでわかる!初歩のUMLモデリング

[表紙]これだけでわかる!初歩のUMLモデリング

B5変形判/248ページ

定価(本体2,280円+税)

ISBN 4-7741-1970-9

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書籍の概要

この本の概要

設計段階においてイメージを共通化し,誤解なく協同作業ができるようにするための強力な手段がUML(標準言語)であり,モデリングです。すでに諸外国では普及しており,日本でも今後はいっそう重要なものとなることは明白です。UMLとはどういうものか? どうしたら最もよくイメージを他人に伝えられるのか?本書は,斯界の第一人者が,そういったテクニックまで含めて,余すところなくお伝えします。

こんな方におすすめ

  • UMLを学習したい方
  • UMLの実践的な知識を身に着けたい方
  • 仕事でUMLの知識が必要になった方

著者の一言

本書はUMLの表記法の入門書ではありません。初歩からモデリング技術を学ぶための入門書です。ごちゃごちゃな世界に秩序と構造をもたらし,複数人で共有認知するための行為がモデリングであり,そのための標準言語がUMLなのです。そのようなUMLの本質を,やさしく伝える書き物を世に残したいという思いに駆られていたのですが,この書籍により,ようやく実現できました。みなさまが本書を読み終えたときには,新たなUMLの世界が目の前に広がることでしょう。それは,現代のビジネスとITが密接に融合された世界を,適切な構造として表現することができる強力な認知のための道具として見えるに違いありません。

目次

第1章 UMLとオブジェクト指向

  • UMLって何?
  • なぜオブジェクト指向なの?
  • なぜUMLなの?
  • 予備知識

第2章 まずはUMLのクラス図を書いてみよう

  • クラス図とは
  • 関連の多重度表記
  • オブジェクト図の役割
  • 関連名とロール名
  • 関連名とロール名の必要性
  • 関連の方向性について
  • 集約はモデルの読み方にヒントを与える
  • 集約の必要性
  • 限定子は相手のオブジェクトを特定する
  • モデルを詳細化する目的は何か?
    • 2章 UMLクラス図を書いてみよう−演習問題

第3章 モデリングにおける「汎化」と「特化」

  • 分析とは
  • オブジェクト指向による分析とは
  • 汎化-特化とは
  • オブジェクトで考察する
  • 「汎化アプローチ」と「特化アプローチ」
    • 3章 モデリングにおける「汎化」と「特化」−演習問題

第4章 クラス間の関係の詳細

  • 関連クラス(社員と会社,関連クラスの実装)
  • モデリングの目的を考える
  • 集約の利用パターンを考える
  • コンポジション(コンポジット集約)とは
  • 依存関係(Dependency)とは
  • 実現関係(Realization)とは
  • Javaで表現する実現関係
    • 4章 クラス間の関係の詳細−演習問題

第5章 「関連」の理解をさらに深める

  • クラス間の関連の数は1つ?
  • 再帰的な関連
  • 制約による意味付けとノートによる補足解説
  • 対象問題をしっかりと分析する
  • 操作を割り付けてみよう
    • 5章 「関連」の理解をさらに深める−演習問題

第6章 オブジェクトの動的側面を見極める

  • オブジェクト図
  • シーケンス図
  • シーケンス図のモデル要素
  • 並行処理におけるシンプルなシーケンス図の例
  • コラボレーション図
  • クラス図の詳細化
    • 6章 オブジェクトの動的側面を見極める−演習問題

第7章 顧客の要求をユースケースに反映させる

  • ユースケースモデルはなぜ必要か
  • ユースケースモデルとは
  • ユースケースモデル,だれのため,何のため?
  • 開発者から見たユースケース
  • オブジェクト技術から見たユースケース
  • テストから見たユースケース
  • ユースケースモデルの描き方
  • ユースケースモデルは機能要求をとらえる
    • 7章 顧客の要求をユースケースに反映させる−演習問題

第8章 UMLベース開発プロセスの流れ

  • 順平君の開発体験記
  • 開発フェイズの基本
    • 8章 UMLベース開発プロセスの流れ−演習問題

第9章 開発プロセスの上手な組み合わせ

  • 開発フェイズとUMLモデリング
  • フェイズ戦略
  • 繰り返し型開発にすべきか否か?
  • 繰り返し型開発プロセスにおけるフェイズの考え方
  • RUP,UPにおけるフェイズの考え方
  • ウォーターフォール型と何が変わったのか?
    • 9章 開発プロセスの上手な組み合わせ−演習問題

第10章 UML モデリングの開発過程(ビジネスモデリング編)

  • モデルは進化する
  • フェイズの説明
    • 10章 UMLモデリングの開発過程(ビジネス・モデリング編)−演習問題

第11章 UML モデリングの開発過程−開発編(要求分析・システム分析)

  • UPによる反復開発

第12章 UML モデリングの開発過程(アーキテクチャ確立・設計,実装)

  • UPによる反復開発
    • 12章 UMLモデリングの開発過程(開発編)−演習問題

第13章 UML モデリングオブジェクト指向言語マッピング

  • 関連(集約)の実装
  • 双方向関連の実装
  • 依存関係の実装

第14章 UML モデリング Q&A

  • オブジェクト指向関連Q & A
  • UMLモデリング関連Q & A