[高速&安全]RAIDの仕組み・設定・カスタマイズ

[表紙][高速&安全]RAIDの仕組み・設定・カスタマイズ

紙版発売

A5判/280ページ

定価2,178円(本体1,980円+税10%)

ISBN 4-7741-2696-9

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書籍の概要

この本の概要

本書はRAIDシステムをはじめて組む読者でも簡単にRAIDシステムが構築できる内容となっています。特に速度とデータの保全性を高レベルで両立するRAID 5の構築にはページを割き,どの書籍よりも詳しい内容となっています。

こんな方におすすめ

  • RAIDを使ってみたい人

目次

Part1.RAIDの基本技術と導入のポイント

  • 1-1 RAIDの基本に関する重要なポイント
  • 1-2 RAIDはHDDに関する技術
  • 1-3 RAIDのメリットとHDDの弱点とは?
    • HDDの弱点――速度
    • HDDの弱点――安全性
  • 1-4 「RAIDレベル」と「RAIDコントローラ」の役割
  • 1-5 代表的なRAIDレベルと個々のメリット・デメリット
    • COLUMN RAID 2,3,4は存在するのか?
    • 速度を大幅に向上させる「RAID 0」
    • HDDの故障に強い「RAID 1」
    • RAID 0と1のメリットを合わせた「RAID 0+1」
    • COLUMN RAID1や0+1の弱点は,ユーザーの操作ミスとウイルス
    • 速度と安全性の両方をバランスした「RAID 5」
    • RAID 5で使われる「パリティ」とは?
  • 1-6 RAIDを導入する際の重要なポイント
  • 1-7 RAIDコントローラを導入するには?
    • RAIDコントローラを搭載したパソコン本体とマザーボードの見分け方
  • 1-8 RAIDを構成するために必要なHDDは?
    • 台数の上限は,RAIDコントローラの仕様で制限される
    • 接続方式はシリアルATAで,同一型番を
  • 1-9 RAIDを構成すると,HDD内のデータは消去される
    • COLUMN RAIDコントローラを“移行”しなければならない場合

Part2.RAIDを構成するための手順と注意点

  • 2-1 RAIDを構成する作業のポイント
  • 2-2 RAIDを使うには,“手順”の理解が大切
  • 2-3 RAIDボリュームの作成手順は6段階
  • (1)ドライバFDの作成
  • (2)HDDの取り付け・接続
  • (3)RAID BIOSを使用できるようにする
  • (4)RAIDボリュームの作成
  • (5)マザーボードBIOSセットアップでの起動ドライブ設定
  • (6)パーティション管理・Windowsのインストール
  • 2-4 Windowsのインストールに必須となる「ドライバFD」とは
  • 2-5 RAID BIOSはRAIDコントローラ用のソフト
    • RAID BIOSのセットアップ(メニュー)とは
  • 2-6 RAID BIOSセットアップ画面を表示するためにはどうすればよいか
    • RAID BIOSセットアップ画面の“案内”とは
  • 2-7 RAID BIOSセットアップ画面を表示するまでの手順は?
    • マザーボードBIOSで,RAID BIOSを有効に設定する
  • 2-8 マザーボードBIOSの「起動設定」
    • 優先起動ドライブをRAIDボリュームに設定する(確認する)には
    • 優先起動ドライブを増設したRAIDカードに設定するには
    • COLUMN なぜRAIDからの起動を先に設定しないのか?
  • 2-9 RAIDユーティリティソフトとは
    • RAIDユーティリティソフトを使って
    • RAIDボリュームを作れるチップセットとは

Part3.インテル製チップセットでのRAIDボリューム操作

  • 3-1 インテル製チップセット(内蔵RAIDコントローラ)の特徴
    • RAID 5に対応
    • 単体HDDからRAID 0への移行が可能
    • 複数RAIDボリュームの作成が可能
  • 3-2インテル製チップセット4種類の機能の違い
    • RAID BIOSやユーティリティソフトでの操作はほぼ同じ
    • COLUMN 今回使用したマザーボードとHDDについて
  • 3-3 Intel Matrix Storage Managerを導入するには
  • 3-4 RAIDボリュームを作成するには
    • RAID BIOS編
    • COLUMN インテル製RAID BIOSセットアップ画面の構成とキー操作
    • COLUMN 容量を設定して,余った分はどうなるのか
    • ユーティリティソフト(IMSM)編
  • 3-5 単体HDDからRAIDボリュームへの移行を行うには
    • 単体HDDからRAID 0への移行が可能
  • 3-6RAIDボリュームを修復するには
    • RAID BIOS編
    • ユーティリティソフト(IMSM)編
  • 3-7 RAIDボリュームを削除するには
    • RAID BIOS編
    • ユーティリティソフト(IMSM)編

Part4.NVIDIA製チップセットでのRAIDボリューム操作

  • 4-1 NVIDIA製チップセット(内蔵RAIDコントローラ)の特徴
    • 柔軟なHDDの組み合わせが可能
    • ホットスペア機能に対応
    • さまざまなRAIDレベルに対応
    • RAIDレベルのアップグレードが可能
  • 4-2 nForceシリーズ間でのRAID機能の違い
  • 4-3 ユーティリティソフトを導入するには
  • 4-4RAIDボリュームを作成するには
    • RAID BIOS編
    • COLUMN 「MediaShield Utility」の基本的なキー操作
    • ユーティリティソフト(MediaShield)編
    • COLUMN 単体HDDからRAIDボリュームへの“移行”を行うには
  • 4-7 RAIDボリュームを修復するには
    • RAID BIOS編
    • ユーティリティソフト(MediaShield)編
  • 4-8 RAIDボリュームを削除するには
    • RAID BIOS編
    • ユーティリティソフト(MediaShield)編

Part5.HighPoint製RAIDコントローラでのRAIDボリューム操作

  • 5-1 HighPoint製RAIDコントローラの特徴
    • ユーティリティソフトの機能が豊富
  • 5-2 代表的なシリアルATA対応RAIDカード
  • 5-3 RAIDカードを装着するには
  • 5-4 ユーティリティソフトを導入するには
    • パスワードのメモは忘れずに
  • 5-5 RAIDボリュームを作成するには
    • RAID BIOS編
    • COLUMN 単体HDDからRAID 1ボリュームへの“移行”を行うには
    • ユーティリティソフト編
    • COLUMN 単体HDDからRAID 1ボリュームへの“移行”を行うには
  • 5-6 RAIDボリュームを修復するには
    • RAID BIOS編
    • ユーティリティソフト編
    • RAIDボリュームを自動修復する「スペア機能」を使う
  • 5-7 RAIDボリュームを削除するには
    • RAID BIOS編
    • ユーティリティソフト編

Part6.WindowsのインストールとRAIDボリュームのフォーマット

  • 6-1 ドライバFDを作成するには(インテル編)
  • 6-2 ドライバFDを作成するには(NVIDIA編)
  • 6-3 ドライバFDを作成するには(HighPoint編)
  • 6-4 ドライバFDを使ってWindowsをインストールするには
  • 6-5 Windows上で領域確保とフォーマットを行うには

付録

  • 1 HDDをパソコン本体に取り付けるには
    • COLUMN 複数のRAIDコントローラを搭載したマザーボードでは,接続する端子に注意
  • 2 本編紹介製品以外のRAIDコントローラの画面について
    • Silicon Image社製RAIDコントローラ
    • VIA Technologies製チップセット
  • 3 複数のRAIDボリュームを作成した状態の動作について