技評SE新書シリーズUMLは手段

[表紙]UMLは手段

新書判/200ページ

定価(本体840円+税)

ISBN 4-7741-2937-2

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書籍の概要

この本の概要

UMLで成功するプロジェクトと失敗するプロジェクトでは,何が違うのか? その答えはUMLの位置づけにあった! オブジェクト指向の第一人者が,UMLを使いこなすための条件を明らかにする,実践的UML論。

こんな方におすすめ

  • UMLの何が嬉しいのか疑問に思っている人
  • UMLで失敗しない方法を知りたい人
  • アーキテクトという役割に興味を持っている人

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SE新書創刊1周年記念,著者メッセージ
SE,プログラマー,プロジェクトマネジャーの皆様に大好評いただいております「技評SE新書」に,待望の創刊第4弾が登場しました。創刊1周年を迎え,ますますロングセラーとなっております技評SE新書シリーズの執筆者の方々にお話を伺いました。

目次

  • まえがき

■第一部 UMLは手段

第1章 なぜUMLで失敗するのか

  • 一 代表的な現場の声
    • 普及が進むUML/何がいいのかわからない
  • 二 UMLとの接触
    • これからはUML/広がる夢
  • 三 UMLの研修
    • 社内研修/プロジェクトメンバーの反応
  • 四 UMLの適用
    • 設計/実装/テスト
  • 五 プロジェクトの結果
    • 何が嬉しいのか/深いため息
  • 六 失敗の原因は何か

第2章 負け組パターンを分析する

  • 一 「UMLとの接触」での失敗原因
    • (1)受動的理由による導入/(2)トレーニングやツールへの過剰な期待
  • 二 「UMLの研修」での失敗原因
    • (3)レベル設定の欠如/(4)技術の違いに対する認識不足
  • 三 「UMLの適用」での失敗原因
    • (5)UMLと設計方法論を混同/(6)メンターの不在/(7)UMLと開発プロセスの分離
  • 四 これをやったら負け組になる
    • 目的なき導入/UMLと設計方法論を混同/UMLと開発プロセスの分離/目標なきトレーニング

第3章 勝ち組はここが違う

  • 一 勝ち組に共通する成功パターン
    • 目的と手段/成功のポイント
  • 二 目的の明確化
    • UML適用の動機(期待する効果)/開発工程のどこに適用したいのか
  • 三 企業ニーズに合わせたUML適用と技術者育成
    • 資産構築技術者/第一線技術者/構築技術者/企業ニーズと現状のミスマッチ
  • 四 企業ニーズに合わせた表記のフィルタリング
    • 記述粒度はフィルタリングできる/ポイントはコアコンピタンスとテスト

第4章 コアコンピタンス経営によるUML戦略

  • 一 システム開発における開発プロセス
  • 二 コアコンピタンス別UML適用法
    • 専門重視型/ソフトウェア開発型/IT資産構築型/保守運用型
  • 三 残る課題
    • モデラーの発掘/三つのタイプの技術者への誤解
  • 四 企業ニーズに合わせてUMLを適用するには
    • 目的の明確化/コアコンピタンスの認識/適材適所の技術者配置と育成/UMLの適用プランを立てる

■第二部 アーキテクトに未来を賭けた

第1章 システムトラブルはなぜ繰り返されるのか

  • 一 不足する業務系アーキテクト
  • 二 こんなトラブルが起きていませんか?
    • よくあるシステムトラブル/トラブルの原因
  • 三 なぜこのようなトラブルが起きるのか
    • メインフレームは「守られた開発」/分散システムは「自由度の高い開発」/アーキテクト不在がトラブルの原因

第2章 アーキテクトに向いている人,向いていない人

  • 一 アーキテクトの素養
    • チェックリスト/アーキテクトに必要なスキル
  • 二 ピープルスキル
    • 協調関係を築く/リーダーシップとマネジメント/話し上手より聞き上手/仕事をふるのが得意/オーラを持つ/チャレンジャブルである
  • 三 テクニカルスキル
    • 技術力/適用力/スキルアップ時間の確保
  • 四 コミュニケーションスキル
    • 聞くこと,伝えること/コミュニケーション手段
  • 五 変化予測力
    • 技術と社会/良品を見分ける力
  • 六 美的センス
    • シンプルこそ美しい/形は機能に従う

第3章 間違いだらけのアーキテクト選び

  • 一 適任者がいない
  • 二 間違った選抜基準
    • 開発経験が長いだけの技術者/ルーティンワークをしている技術者/分散系システムのプログラマー・設計者/最新技術だけが好きな技術者
  • 三 アーキテクト候補のいる場所
    • 大規模化の弊害/「そんなものがあるなら見せてみろ」/正しいアーキテクト候補とは/ミドルの開発経験者/保守開発の経験者

第4章 アーキテクトを育成する

  • 一 訓練が必要
    • 基本的な誤り/「教育」と「訓練」
  • 二 基礎訓練
    • ステップ1:アセスメントとポジショニング/ステップ2:道具を使えるようになる/
    • ステップ3:見習い/ステップ4:定期的なフィードバック
  • 三 自己成長のサイクルに乗ったアーキテクト

  • あとがき

著者プロフィール

荒井玲子(あらいれいこ)

1991年から,日本国内企業へのオブジェクト指向技術普及活動に携わる。富士ゼロックス情報システム(株),日本ラショナルソフトウェア(株)にてオブジェクト指向の導入,研究開発,人材育成を軸に活動。プロセスエンジニア,シニアアーキテクトとして,プロジェクトにおけるオブジェクト指向技術の適用実績を持つ。著書に,『UMLによるオブジェクト指向モデリングセルフレビューノート』(ディー・アート),『ソフトウェア開発で伸びる人,伸びない人』『UMLは手段』(技術評論社)がある。

著書