自動計測システムのための Visual Basic 2005入門

[表紙]自動計測システムのための Visual Basic 2005入門

紙版発売

B5変形判/288ページ/CD1枚

定価3,168円(本体2,880円+税10%)

ISBN 978-4-7741-3054-5

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書籍の概要

この本の概要

計測機器によるデータ計測の方法と,計測データのデータ処理に関してコンピュータをどのように利用できるかについて解説する一冊です。計測機器とパソコンとをインタフェースを利用して接続し,計測・制御を行うプログラムの作成を目的とします。VB入門者も念頭におき,VBプログラミングのフォローを行うとともに,計測プログラム作成の基礎から実践まで,順を追って紹介します。

こんな方におすすめ

  • 理・工・医学など、諸分野の計測機器をVisual Basicで制御・操作するためのノウハウを学びたい方
  • VB6からVisual Basic 2005への環境移行を参考にしたい方

目次

第1部 Visual Basic 2005 入門編

  • 1. データ計測とコンピュータ処理
    • 1.1 計測分野のコンピュータ利用
    • 1.2 コンピュータを利用したデータ処理
    • 1.3 計測機器の今後
  • 2. Visual Basic 2005の導入
    • 2.1 Visual Basic 2005 Express Edition
    • 2.2 Visual Basic のドキュメント
  • 3. Visual Basic によるプログラムの作成
    • 3.1 Visual Basicの概要
    • 3.2 Visual Basicによるプログラムの作成手順
    • 3.3 はじめてのプログラム作成
    •  3.3.1 プロジェクトの作成
    •  3.3.2 画面のデザイン(フォームのデザイン)
    •  3.3.3 プロパティの設定
    •  3.3.4 コードの記述
    •  3.3.5 デバッグ
    •  3.3.6 ビルド
    •  3.3.7 セットアップファイルの作成
    •  3.3.8 プログラム作成手順の確認
    • 3.4 Visual Basicのコードの構成
    •  3.4.1 クラス
    •  3.4.2 プロシージャ
    •  3.4.3 ステートメント
    •  3.4.4 クラスからステートメントまで
    • 3.5 Visual Basicの文法
    •  3.5.1 ステートメント
    •  3.5.2 コメント
    •  3.5.3 変数と定数
    •  3.5.4 データ型
    •  3.5.5 型の変換
    •  3.5.6 式と演算子
    •  3.5.7 For...Nextステートメント
    •  3.5.8 Select...Caseステートメント
    • 3.6 .Net Framework
    •  3.6.1 共通言語ランタイム
    •  3.6.2 .Net Frameworkクラスライブラリ
    • 3.7 クラスの使い方
    •  3.7.1 クラスとインスタンスとオブジェクト
    •  3.7.2 クラスと継承
    •  3.7.3 メンバ
    •  3.7.4 共有メンバ
    •  3.7.5 抽象クラス
    •  3.7.6 インターフェイス
    •  3.7.7 構造体
    •  3.7.8 アクセス修飾子
    •  3.7.9 参照設定と名前空間
    •  3.7.10 クラスを探す
    • 3.8 色の帯プログラムの完成
    • 3.9 この章の内容を応用するために
  • 4. Visual Basicの応用
    • 4.1 データファイルを処理するプログラムの作成
    • 4.2 色の帯プログラムの改良
    •  4.2.1 グラフィック
    •  4.2.2 Paintイベント
    •  4.2.3 イメージング
    •  4.2.4 Functionプロシージャの作成
    •  4.2.5 列挙型
    •  4.2.6 フォームのLoadイベント
    •  4.2.7 オーバーロード
    • 4.3 3次元データ表示プログラムの作成
    •  4.3.1 配列変数
    •  4.3.2 ダイアログ
    •  4.3.3 MessageBoxクラス
    •  4.3.4 テキストファイルの読み込み
    •  4.3.5 例外処理
    •  4.3.6 バイナリファイルの読み込み
    •  4.3.7 3次元データの表示
    •  4.3.8 クリップボードへの追加
    •  4.3.9 3次元データ表示プログラムの完成
    • 4.4 デバッグ
    • 4.5 この章の内容を応用するために

第2部 計測プログラム作成 実践編

  • 5. 計測用インタフェースと計測システム用ソフトウェア
    • 5.1 計測用インタフェースの種類
    • 5.2 計測機器の制御用ソフトウェア
    • 5.3 計測用システム開発ツール
    • 5.4 Visual Basicを利用した計測システムの開発
  • 6. RS-232Cインタフェースを利用した計測
    • 6.1 RS-232Cインタフェース
    •  6.1.1 RS-232Cインタフェースの概要
    •  6.1.2 通信条件
    • 6.2 RS-232Cインタフェースを利用するために必要なハードウェア
    • 6.3 Visual BasicからRS-232Cインタフェースを利用する方法
    • 6.4 RS-232Cインタフェースを利用する簡易通信プログラムの作成
    •  6.4.1 SerialPortコントロールのDataReceivedイベント
    •  6.4.2 スレッドとマルチスレッド
    •  6.4.3 マルチスレッドとスレッドセーフ
    •  6.4.4 デリゲート
    • 6.5 デジタルオシロスコープの波形取得プログラムの作成
    •  6.5.1 Dockプロパティ
    •  6.5.2 コンテナとTableLayoutPanelコントロール
    •  6.5.3 SizeModeプロパティ
    •  6.5.4 受信した波形データの処理
    •  6.5.5 座標変換
    • 6.6 通信設定および機器設定の変更
    •  6.6.1 メニューの作成
    •  6.6.2 フォームの追加
    •  6.6.3 PropertyGridコントロール
    •  6.6.4 他のフォームの表示
    •  6.6.5 モーダルフォームの表示
    •  6.6.6 クラスの作成
    •  6.6.7 インスタンス変数の作成
    •  6.6.8 コンストラクタの作成
    •  6.6.9 コンストラクタのオーバーロード
    •  6.6.10 プロパティの作成
    •  6.6.11 読み取り専用プロパティの作成
    •  6.6.12 作成したクラスの利用
    •  6.6.13 プログラムの終了
    • 6.7 この章の内容を応用するために
  • 7. GP-IBインタフェースを利用した計測
    • 7.1 GP-IBインタフェースの概要
    • 7.2 GP-IBインタフェースを利用するために必要なハードウェア
    • 7.3 Visual BasicからGP-IBインタフェースを利用する方法
    • 7.4 デジタルマルチメータの測定値取得プログラムの作成
    •  7.4.1 プログラミング・インタフェースの利用
    •  7.4.2 デジタルマルチメータを制御するコマンドの送信
    •  7.4.3 ポーリングを使った測定値の取得
    • 7.5 計測に時間のかかる場合
    •  7.5.1 BackgroundWorkerコントロール
    •  7.5.2 DoWorkイベント
    •  7.5.3 RunWorkerAsyncメソッド
    •  7.5.4 RunWorkerCompletedイベント
    •  7.5.5 ProgressChangedイベント
    •  7.5.6 CancelAsyncメソッド
    • 7.6 デジタルマルチメータ制御用フォームの作成
    •  7.6.1 複数のコントロールのイベントに対するイベントハンドラ
    •  7.6.2 Timerコントロール
    • 7.7 この章の内容を応用するために
  • 8. USBインタフェースを利用した計測
    • 8.1 USBインタフェースの概要
    • 8.2 USBインタフェースを利用するために必要なハードウェア
    • 8.3 Visual BasicからUSBインタフェースを利用する方法
    • 8.4 デジタルオシロスコープの波形取得プログラムの作成
    • 8.5 この章の内容を応用するために
  • 9. その他のインタフェースを利用した計測
    • 9.1 Ethernet(LAN)
    • 9.2 アナログ出力・デジタル出力

第3部 自動計測システム 応用編

  • 10. 自動計測システムの構築
    • 10.1 複数台の計測機器の制御・計測
    • 10.2 計測機器の制御・計測プログラムの再利用
    • 10.3 クラスライブラリの作成
    • 10.4 デジタルマルチメータユーザーコントロールの作成
    •  10.4.1 ユーザーコントロールのLoadイベントとDisposedイベント
    •  10.4.2 コンストラクタのオーバーライド
    •  10.4.3 列挙型の宣言
    •  10.4.4 デジタルマルチメータユーザーコントロールのメンバ
    •  10.4.5 プロパティの作成
    •  10.4.6 メソッドの作成
    •  10.4.7 ユーザーコントロールのテスト
    • 10.5 プログラマブル電源ユーザーコントロールの作成
    • 10.6 自動計測システムの構築
  • 11. Excelを利用したデータ処理
    • 11.1 Visual BasicからExcelアプリケーションを操作する方法
    • 11.2 自動計測システムの測定結果の処理
    •  11.2.1 Listクラス
    •  11.2.2 Excel VBAの利用