技評SE新書シリーズオープンソースソフトウェアの本当の使い方

[表紙]オープンソースソフトウェアの本当の使い方

新書判/176ページ

定価(本体840円+税)

ISBN 978-4-7741-3086-6

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書籍の概要

この本の概要

Linuxに代表されるオープンソースソフトウェアの普及は,想像を上回るペースで進んでいます。Web 2.0のシステムも中身はオープンソースソフトウェアで構築されているケースが多数あります。

本書ではオープンソースソフトウェアの最新の実力と最適な使い方を提供します。

こんな方におすすめ

  • OSSの実力を知りたい方
  • OSSによるシステム構築を提案しようとしている方
  • OSSによるビジネスを考えている方

著者の一言

オープンソースビジネスに長く携わっている著者2人が,実際に関わってきたオープンソースコミュニティ,システム導入事例,性能評価テストなどの経験をもとに,オープンソース活用のためのエッセンスをまとめています。

SI事業者の方やユーザ企業の担当者の方にとって,オープンソースの検討や採用に役立てていただける1冊になっています。

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OSSが何かわかります。
OSSは基本的に自由に使うことができるソフトウェアですが,いわゆる「フリーソフトウェア」とは違います。またライセンスにもさまざまな形態があります。

目次

第1章 なぜOSSが利用されるのか

  • OSSとは何か
  • OSSのもう1つの見方
  • なぜOSSは普及したのか
  • 大きく2つに分かれるOSS
  • 利用者にとってのOSSのメリット
  • SI業者・メーカーにとってのOSSのメリット
  • OSSはビジネスになるのか
  • 開発者のモチベーション
  • 日本国内のオープンソースコミュニティ

第2章 代表的なOSS

  • OSSの代表格―リナックス
  • リナックス・ディストリビューション
  • Webサーバ・Webアプリケーションサーバ―Apache HTTP Server,Tomcat
  • メールサーバ―sendmail,Postfix
  • ネームサーバ―BIND
  • ファイルサーバ―Samba
  • データベースサーバ―PostgreSQL,MySQL
  • 仮想マシンモニタ―Xen
  • 統合開発環境―Eclipse,Wide Studio/WMT
  • 開発フレームワーク―Ruby on Rails,Seasar2
  • 運用管理ソフト―Hinemos
  • Webアプリケーション―XOOPS,WordPress,OpenPNE
  • Webブラウザ―Mozilla Firefox
  • オフィススイート―OpenOffice.org

第3章 広がるOSSの採用

  • OSSの採用は今や珍しくない
  • 長く使われているWebサーバ,メールサーバなど
  • Web 2.0システムを支えるOSS―LAMP
  • 銀行や証券会社のシステムでも採用されるOSS
  • 製造業におけるOSS
  • まとめ

第4章 OSSミドルはどこまで使えるのか

  • OSSミドルはコスト低減に効果的
  • OSSミドルを採用する際のキーポイント
  • OSSミドルの性能の現状
  • 性能評価で明らかにしたいことは具体的な条件とそのときの性能
  • OSSミドルの性能評価はコスト削減へのヒント
  • OSSのDBMSの性能の現状
  • DBT-1はオンラインブックショップ,DBT-3は意思決定支援システムのベンチマーク
  • DBT-1によるPostgreSQL評価
  • PostgreSQL 8.1での進歩
  • MySQLはどうか
  • チューニング次第ではOSSミドルは商用ミドルと遜色なし
  • CPUを変えてみる
  • OSSのDBクラスタの性能の現状
  • OSSのDBクラスタ―PGCluster,MySQL Cluster
  • PGClusterの構成
  • PGClusterの信頼性
  • 検索が多くノンストップの信頼性を求めるならPGClusterが有効
  • MySQL Clusterの構成
  • MySQL Clusterは障害からの復旧が高速
  • OSSのアプリケーションサーバのクラスタ性能
  • JBossとTomcatのセッション複製時の性能と信頼性
  • Tomcatのウィンドウズとリナックス上での性能比較

第5章 OSSの課題

  • OSSの課題
  • 情報の不足と分散の問題
  • システムの維持管理の問題
  • 商用ソフトとの組み合わせでの動作保証の問題
  • アプリケーション不足の問題
  • システム構築・運用人材不足の問題
  • 調達する側のスキルと調達仕様書の問題
  • OSSの発展とコミュニティ
  • リナックスは企業のOS技術者がほとんどを開発している
  • OSSミドルの発展はリナックスのようにはいかないだろう

第6章 データで見るOSSの導入実績

  • Linuxオープンソース白書2006によると
  • 業種別のリナックス導入状況
  • リナックスの導入時期
  • OSSの利用状況

第7章 OSSを効果的に活用するには

  • OSSの最大のメリットはソースコードの自由
  • ユーザ企業のメリット
  • SI企業のメリット
  • OSSを本当に活用するには
  • オープンソース活動に参加することで,さらに力を向上
  • OSSの活用を通して

著者プロフィール

濱野賢一朗(はまのけんいちろう)

1998年からオープンソースソフトウェア(OSS)の利用に向けた取り組みを継続している。株式会社びぎねっと 取締役副社長、リナックスアカデミー 学校長を経て,2009年より現職。

NTTデータでは,OSSミドルウェアのサポート,OSSを使ったシステム開発の支援を担当している。最近は業務の90%くらいがHadoopに関連するものになっており,BizXaaS Hadoop構築・運用ソリューションやHadoopミドルウェアサポートサービスのビジネス企画から,実際の導入・運用支援まで幅広く対応している。