はじめての油圧システム

[表紙]はじめての油圧システム

A5判/280ページ

定価(本体2,580円+税)

ISBN 978-4-7741-3781-0

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書籍の概要

この本の概要

油圧は,コンパクトながら大きなパワーを出すことができる機械動力源として,クレーンやリフタ,工作機械などの広い分野に利用されています。本書は,はじめて油圧システムを構築しようとするエンジニアが間違わないように,目的に応じた正しいシステム構築を解説する本です。油圧のはたらきや各種機器の構成,動作を学ぶとともに,油圧図記号による油圧機器の表現などシステム構築に向けての基礎技能が身につき,ほとんどすべての油圧機器の使い方がわかるようになります。

こんな方におすすめ

  • 油圧を利用するエンジニア
  • 製造業の現場で働くエンジニア

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目次

基礎編 油圧のはたらきとしくみ

1章 油圧システム構築のための基礎知識

  • 1.1 油圧のはたらきとシステム構築の難しさ
  • 1.2 油圧システムの5 要素と油圧図記号
  • 1.3 油圧システムを導入する理由

2章 油圧のはたらきを理解するための基礎知識

  • 2.1 パスカルの原理
  • 2.2 圧力と力の関係
  • 2.3 圧力の単位
  • 2.4 絶対圧力とゲージ圧力
  • 2.5 油圧配管内の流量と流速
  • 2.6 連続の式
  • 2.7 ベルヌーイの定理
  • 2.8 流量の制御と速度制御
  • 2.9 ポンプの能力表示―流体動力
  • 2.10 レイノルズ数と配管の内径の関係
  • 2.11 キャビテーションとエアレーション
  • 2.12 流量による配管内径の選定
  • 2.13 シリンダのピストン速度
  • 2.14 使用圧力と配管の種類の関係
  • 2.15 作動油の特徴と選定

実用編 油圧回路を構成する機器とその特徴

3章 油圧ポンプ

  • 3.1 油圧ポンプの動作原理
  • 3.2 油圧ポンプの種類
  • 3.3 油圧ポンプの構造
  • 3.4 油圧ポンプの動力の計算
  • 3.5 ポンプの効率

4章 油圧アクチュエータ

  • 4.1 油圧シリンダ
  • 4.2 油圧モータ
  • 4.3 揺動形アクチュエータ

5章 油圧制御弁

  • 1.圧力制御弁
  • 2.方向制御弁
  • 3.流量制御弁
  • 4. 多機能圧力制御弁

6章 油圧の動特性

  • 6.1 油圧シリンダの動特性の実験
  • 6.2 シリンダの速度と各部圧力の関係 162
  • 6.3 シリンダ動作中の圧力変化 164

応用編

7章 油圧システム構築の定石

  • 1.リリーフ弁
  • 2.速度制御
  • 3.動力損失の改善
  • 4.停止位置保持回路
  • 5.重量物下降
  • 6.大きな負荷の制御
  • 7.リフト制御
  • 8.増圧回路
  • 9.増速回路
  • 10.複数シリンダの制御
  • 11.複数シリンダの制御
  • 12.電磁弁による順序制御
  • 13.シーケンス弁の順序制御
  • 14.カウンタバランス弁
  • 15.アンロード弁

著者プロフィール

正木克典(まさきかつのり)

職業訓練大学校 塑性加工科卒業。現在,独立行政法人 雇用・能力開発機構 関西職業能力開発促進センター 機械系助教授。主な著書に『入門講座 間違いやすい油圧回路設計とその対策』(「機械設計」2005 年1月号,日刊工業新聞社)がある。


熊谷英樹(くまがいひでき)

慶應義塾大学工学部電気工学科卒業,慶應義塾大学大学院修士課程修了,東京大学大学院博士後期課程単位取得退学。現在,株式会社新興技術研究所開発部長,新興テクノ株式会社監査役,山梨県立産業技術短期大学校非常勤講師,職業能力開発総合大学校非常勤講師,メカトロニクス技術認定試験委員を勤める。

主な著書:『MATLAB と実験でわかるはじめての自動制御』(2008 日刊工業新聞社)『はじめてつくるVisual C# 制御プログラム』(2007 日刊工業新聞社)『PLC 制御基礎のきそ』(2007 日刊工業新聞社),『シーケンス制御を活用したシステムづくり入門』(2006 森北出版),『必携 シーケンス制御プログラム定石集』(2003 日刊工業新聞社)ほか多数。