技評SE選書シリーズソフトウェア開発で伸びる人,伸びない人
【第二版】

[表紙]ソフトウェア開発で伸びる人,伸びない人【第二版】

四六判/248ページ

定価(本体1,480円+税)

ISBN 978-4-7741-4019-3

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書籍の概要

この本の概要

実力をつけて伸びていく人と,素質に恵まれながら伸び悩む人の違いはどこにあるのか? 学歴とソフトウェア開発の関係は? 開発者やコンサルタントとして多くの技術者と接してきた著者が,伸びる人・伸びない人の特徴を分析し,ソフトウェア開発者として成功するための条件を明らかにする。初版の発売以来多くのSEに絶賛されてきたベストセラーに多数のイラストを追加し,さらに3つの章が追加された待望の第二版。

こんな方におすすめ

  • これからSEになろうと考えている大学生
  • SEに転職しようと考えている人
  • SEになりたての人
  • SEとして楽しく仕事をしていきたい人

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技評SE選書,創刊!!
技評SE選書は,SEに求められる知識を,わかりやすい文章と読みやすい形式でお届けする新シリーズです。今年10月に創刊され,今後も続々と新刊が発売予定です。

目次

まえがき

第一部 ソフトウェア開発で伸びる人,伸びない人

第1章 よくある疑問

  • 現場の素朴な疑問/企業にとって扱いやすい人と優れた技術者は違う?/優等生は優れた技術者になる?/
  • 常識ってなんだろう?/技術力があれば伸びていく?/技術者ってサラリーマン?

第2章 ソフトウェア開発で伸びない人

一 「伸びる・伸びない」は姿勢と習慣から

  • 伸びる人・伸びない人チェックリスト/伸びない素養と原因

二 プライド

  • 「わかりません」と言えない人/「難しい」と言って放棄する人/説明する機会を避ける人/良いプライド,悪いプライド

三 解決策偏重

  • 伸びない人は「銀の弾丸」を捜し求める/目的を押さえることが重要

四 正解はひとつ主義

  • 伸びない人はテンプレートが好き/設計品質の検証ポイント/唯一絶対の正解はない

五 受け身

  • 受け身な技術者が起こすトラブルの数々/保守における問題/開発で発生する問題/受け身な技術者はスキルアップとは無縁/「上司に受けるように言われてきました」/価値判断の基準が偏る危険

六 階級闘争

  • 適材適所より年功序列?/伸びない人ほど年功序列が好き/伸びる人は「強み」を重視する

第3章 ソフトウェア開発で伸びる人

一 伸びる人の特徴

  • まずは素直にやってみること/年齢は関係ない

二 伸びる人の共通スキル

  • 基礎スキル(Personal Architecture)/伸びる人の7つの要素

三 言語力

  • 国語力/英語力/抽象概念/論理的思考と文章作成スキル

四 目的指向

  • 「何のために」やるのか/優れた技術者に共通する3つのステップ

五 構造力

  • 「塊」でシステムをとらえる力/「保守」の経験が役に立つ

六 日々の習慣

  • 継続的な読書/好奇心

七 人との関係

  • コミュニケーション力/協調性

八 美的センス

  • 美しいものは「シンプル」である/美しいソフトウェアは保守・拡張性に優れる

九 プロ意識

  • 対価に見合った仕事をしているか/プロとして何ができるのか

十 「惜しい」技術者〜70点プレーヤー

  • 設計するのは何のため?/重要なのは納期だけ?

十一 さらに伸びていくために

  • 目標を持とう/競争相手は他人ではない/教えてもらうだけでは身につかない

第4章 これからのソフトウェア技術者

一 問われる専門性と役割

  • 20世紀的手法はもはや限界/専門分野を知っているだけでは足りない/自分の適性を知る方法

二 技術はできて当たり前の管理職

  • 管理者は技術者ではない?/技術力の低下が管理力の低下を招く

第二部 ソフトウェア開発で幸せになれる人,なれない人

第5章 ソフトウェア開発で幸せになれない人

一 あなたは幸せになれる人?

  • 幸せになれる? なれない? チェックリスト/幸せになれない要素と原因

二 会社依存症

  • 会社に行く人/上司に気に入られたがる人

三 課題待ち症候群

  • 言われたことだけやる人/学生気分の人/仕事のせいにする人/とにかくやればいいと考えている人

四 減点主義

  • 表面だけ取り繕う人/わざと曖昧な仕様書を書く人

五 過剰期待

  • 他人に期待しすぎる人/努力家タイプの落とし穴

六 ネガティブ思考

  • できない理由を羅列する人/リスク管理はネガティブ思考?

七 井の中の蛙

  • 自分の部署しか知らない人/管理職として最も危険なタイプ

第6章 ソフトウェア開発で幸せになれる人

一 会社と仕事を別の実体と考える人

  • 仕事は自分で工夫する余地がある/幸せになれる人は「仕事の楽しさ」を重視する/会社に対する滅私奉公は時代遅れ/ストレスに強くなる

二 問題と人を分けて考える人

  • 仕事の相性と人間の相性は別/プロダクトに対する客観性を持つ/
  • 裏と表,本音と建前

三 粘り強く考える人

  • 選択肢をたくさん考える/次につながる楽しみ/目的と手段を区別する

四 他人への期待を明らかにする人

  • 対人ストレスのナンバーワン〜暗黙の期待/期待値を下げてもだめな場合

五 肯定形の言葉を使う人

  • 思考は言葉に表れる/わかりやすい言葉を使う

六 業界における自分の位置を知る人

  • 評価は時価/ネットワークを広げる

第7章 技術者としての幸せとは

  • クリエイティブであること/楽しい仕事と,仕事を楽しくすることの違い/プランニングのスキルを上げる/
  • 底まで落ちたら這い上がればいい/会社や他人に依存しない/組織や他人にコントロールされない

特別付録 音楽とソフトウェア開発

第8章 音楽とソフトウェア開発

  • どうしてこの業界に?/共通点(1)正確な技術が要求される/共通点(2)思想としての側面を持っている/
  • 共通点(3)国際性がある/音楽とソフトウェアの相違点/構造と美/バッハ,モーツァルトとコンポーネント/ソフトウェアと構造美

第9章 演奏とソフトウェア開発

  • “動的芸術”というメタファ/「演奏している」とは?/必要なスキル(1)解釈力/
  • 必要なスキル(2)技術力/必要なスキル(3)集中力/スキルを伸ばすには?/演奏とプロジェクト

第10章 オーケストラとプロジェクトマネジメント

  • 高いプロ意識と協調性/(1)大規模かつ複雑なプロジェクトを扱う/(2)異なる役割を持った人々から構成される/
  • 指揮者とプロジェクトマネジャー(3)/オーケストラ楽員とプロジェクトメンバー/副指揮者とプロジェクトリーダー/
  • コンサートマスターとアーキテクト/協調が重要/異なるパートの複数の人々によって構成される/一人ひとりの成功が全体の成功に結びつく

あとがき

著者プロフィール

荒井玲子(あらいれいこ)

1991年から,日本国内企業へのオブジェクト指向技術普及活動に携わる。富士ゼロックス情報システム(株),日本ラショナルソフトウェア(株)にてオブジェクト指向の導入,研究開発,人材育成を軸に活動。プロセスエンジニア,シニアアーキテクトとして,プロジェクトにおけるオブジェクト指向技術の適用実績を持つ。著書に,『UMLによるオブジェクト指向モデリングセルフレビューノート』(ディー・アート),『ソフトウェア開発で伸びる人,伸びない人』『UMLは手段』(技術評論社)がある。

著書