ThinkMapシリーズゲームデザイン脳
―桝田省治の発想とワザ―

[表紙]ゲームデザイン脳 ―桝田省治の発想とワザ―

紙版発売

特殊判型判/192ページ

定価1,738円(本体1,580円+税10%)

ISBN 978-4-7741-4192-3

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書籍の概要

この本の概要

毒舌全開,桝田節炸裂のゲームデザイン発想法。「リンダキューブ」「俺の屍を越えてゆけ」などを手がけた奇才ゲームデザイナー,桝田省治は何をかんがえているのか!?支離滅裂な編集者との対話から,<平凡な日常を企画に変える視点><使えるネタを選別する方法><システムからゲームを組み立てる手法>をはじめ,独特ながらもじつは緻密に計算されたゲームデザイン思考が解き明かされていく!ゲーム業界人,クリエイター志望者はもちろん,企画・発想にドン詰まりのアナタも必読。

こんな方におすすめ

  • テレビゲームが好きな人
  • ゲームクリエイター志望者
  • 企画職に就く人

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ゲームデザイン脳 桝田省治の発想とワザ - TOSHO PRINTING CO., LTD.

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目次

1.みつける 着想/加工

  • 日常の中の個人的な欲求
  • 他人の欲求を探る
  • 自分ならどう作るか?
  • 父の死さえネタにする
  • ゲームにするはずが……
  • 見込みがありそうなネタの選別方法
  • 神経衰弱とババヌキの比較,藤子不二雄作品
  • ボリショイサーカスから学ぶ
  • 1コインでできる分解の演習
  • たとえば百円ショップ

2.つくる 設計/調整

  • 着想を企画書に落とす その①
  • システムでドラマを生成する
  • 戦闘の意味づけ
  • 着想を企画書に落とす その②
  • 着想を企画書に落とす その③
  • 未知なるものを体感させる
  • イメージを数字や式に落とす
  • ゲームにおけるシナリオの役割
  • キャラを立てる
  • 珠玉のメッセージ
  • 原因を探る ――調整作業――
  • 欠点や失敗を活かす
  • 失敗することについて

3.かんがえる 信条/哲学

  • テレビゲームとは何か? その① 初めてのテレビゲーム
  • テレビゲームとは何か? その② それは偶然か?
  • テレビゲームとは何か? その③ しょせんはゲームだ
  • テレビゲームとは何か? その④ 小説や調査との比較
  • 思考のレッスン その① 幻の天外魔境Ⅲとハルカ
  • 思考のレッスン その② 最近気になってるテーマ“揺らぎ”
  • 思考のレッスン その③ 面白いと感じる戦闘の条件
  • 遊びのルールを創造する
  • あとがき

コラム

  • 僕は,こうしてゲームデザイナーになった <前編> <後編>

著者プロフィール

桝田省治(ますだしょうじ)

1960年,兵庫県生まれ。ゲームデザイナー。有限会社マーズ代表取締役。武蔵野美術大学基礎デザイン学科卒業後,広告会社に就職。ゲーム広告を手がけたことがきっかけとなり,「桃太郎伝説」「桃太郎電鉄」などの製作に携わる。PCエンジン「天外魔境II 卍MARU」ではシナリオ,監督を担当し,本格的にゲーム製作に参加した。その後,フリー。「リンダキューブ」,「ネクストキング 恋の千年王国」,「俺の屍を越えてゆけ」,「勇者死す。」ほか独特の世界観を持つゲームデザインで人気を博す。近年は,小説家としても活動中。著書に『鬼切り夜鳥子』シリーズ,『ハルカ 天空の邪馬台国』『ハルカ 炎天の邪馬台国』(以上エンターブレイン),『ジョン&マリー ふたりは賞金稼ぎ』(ハヤカワ文庫JA)などがある。