世界No.1投資家バフェットの謎
~何がその成功をもたらしたのか?

[表紙]世界No.1投資家バフェットの謎 ~何がその成功をもたらしたのか?

四六判/264ページ

定価(本体1,580円+税)

ISBN 978-4-7741-4194-7

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書籍の概要

この本の概要

たった100ドルを620億ドルにまで増やした,押しも押されぬ世界No.1投資家,ウォーレン・バフェット。成功の理由として「有望な会社を安く買ったから」などといわれるが,「有望かどうか」はどうやって判断するのか?どうすれば「その会社はいくらなら安い」と見極められるのか? 株からわかる会社のしくみ,会計の落とし穴など,公認会計士の著者ならではの視点から,成功の軌跡やユニークな発言を追うだけでは見えてこない成功のカラクリを解き明かす,はじめての本。

こんな方におすすめ

  • 成功する投資家の考え方を学びたい個人投資家の方

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アンジェリーナ・ジョリー,ビル・ゲイツより有名?な世界No.1投資家,ご存知ですか?
とある日のこと,ある投資家の方から以下のような質問が飛んできました。「『次の3人のうちだれが一番有名?』って聞いたらどういう順番になると思います?」

目次

第1章 株式投資と時間の秘密

  • バフェットが株式に投資し続ける理由
  • すすんでカモになろうとする人たち
  • 株価の正体
  • 市場のメカニズムを逆手にとる
    • コラム グレアム理論の意外な弊害?
  • 企業の価値とは ~内在価値
  • 将来のお金と現在のお金とでは価値が異なる
  • 将来予測の限界 ~企業価値評価という芸術
    • コラム 割引現在価値と朝三暮四
  • 複利の力と時間のふしぎ ~1万円を1億円にするレールに乗る
  • 株式投資に複利がはたらく理由
  • 長期の視点が投資家にもたらす2つのメリット
  • 手数料・税金からひもとく長期の強み・短期の弱み
  • バークシャーの株価が1000万円もする理由

第2章 成功を支える15の原則

  • なぜ原則を明示しておくのか
  • 第1の原則 株主はパートナー
  • 第2の原則 経営者はオーナーであれ
    • コラム 経営者の持ち株数を確認するには
  • 第3の原則 成長率の最大化に的を絞れ
    • コラム 丸ごと買収するメリット
  • 第4の原則 キャッシュの鬼であれ
  • 第5の原則 会計の限界を超えて本質を掴め
  • 第6の原則 利益の額に惑わされるな
  • 第7の原則 まずは生き残るべし
  • 第8の原則 マネジャーは誠実であれ
  • 第9の原則 安定配当はしない
    • コラム バフェットが配当を行うとき
  • 第10の原則 会社を安売りするべからず
  • 第11の原則 株主(パートナー)を選ぶ
  • 第12の原則 率直であるべし
  • 第13の原則 株式の売買は秘密主義
  • 第14の原則 高すぎる株価はNo good
    • コラム バフェット・バブルに踊らされないように
  • 第15の原則 競争相手は市場全体
    • コラム 株価指数とのパフォーマンス比較は時代遅れ?

第3章 最良の決定を下すために

  • バークシャー・ハサウェイという失敗
  • 経営陣は重要だが良きビジネスであることはもっと重要である
  • 口出ししなくてもすむ経営者とビジネスを探す
    • コラム 四半期報告よりも厳しいプレッシャー
  • 資本配分に妥協なし
  • 能力の輪 ~自分自身を理解せよ
  • 理解しておくべき4つのこと
    • コラム バフェットはひ弱な投資家?
  • 投資とは個人技なり
  • 「動かない」という意思決定

第4章 会計の本質を見抜く

  • じつは不確かな決算書
  • 経営指標を疑え
  • ごった煮の数字では真実を見誤る
  • 企業を読み解くための3種類のセグメント情報
  • 「損益計算書に現れない利益」とは
  • 企業価値の真実に迫るには ~ルック・スルー利益
  • 「無意味な利益」に惑わされないために
  • 重要な利益,重要でない利益の見分け方
    • コラム 含み益はここでチェック
  • 見積り利益にご用心 ~プロフォーマ
  • もしもバークシャーがプロフォーマを開示したならば
  • 「のれん」の力
  • 見せかけの「のれん」に惑わされないために
  • ストック・オプションという“見えざるコスト”
  • 真実は注記に宿る
  • 希薄化リスクを事前に察知する方法
  • 時価会計に異議あり
  • 「企業と監査人の馴れ合い」という問題
  • 監査人への4つの問い
    • コラム 「重要性」というエクスキューズ
  • 決算発表を焦るなかれ
    • コラム 「投機」と「投資」の違いとは
  • 投資センスは多読で磨かれる
  • 自問自答で本質を探り当てる

第5章 知られざる錬金術

  • 投機家バフェット
  • コストゼロの資金調達手段 ~フロート
  • バークシャーのフロートの推移を見る
  • アメリカ企業とインフレに賭ける

第6章 テロとインフレの脅威を超えて

  • 同時多発テロがもたらした大ダメージ
  • 保険ビジネスに価値をもたらす3つの原則
  • 経験則だけでは不足する ~未経験のリスクに備えよ
    • コラム 行動が伴わなければ意味がない
  • バフェットからの4つの警告
    • コラム バフェットが株主に勧めた本
  • リスクはリターンの母
  • アメリカが直面するインフレ・リスク ~ Greenback effect
  • インフレはいかにして資産を蝕むか
  • 政治家の堕落がインフレを助長する
  • 外貨・外国企業への“キャピタルフライト”
    • コラム 外国為替取引と時価会計

第7章 バフェット最大の力とは

  • なぜバークシャーだけが有利な条件で投資できるのか
  • ブランドが成功のスパイラルを形成する
  • いわれなき信用の毀損を防ぐ
  • 信用とは空気のようなもの
    • コラム 新聞テスト
  • 「本当の資本主義」は倫理でまわる
    • コラム 倫理とは
  • 個人の信用は国家をも支える

エピローグ 黄金時代はこれから始まる

著者プロフィール

庄司卓矢(しょうじたくや)

山形県生まれ。公認会計士。

大手監査法人勤務を経て独立。庄司公認会計事務所を設立,代表に就任。公認会計士は,投資家保護の使命をもって生まれた職業であるのに,決算書を作る供給サイドには一所懸命な一方で,決算書を必要とする投資家の側,いわば需要サイドをサポートする機会はほとんどない。これが,資本市場がカジノ化するひとつの要因となっているのではないか,との思いから,インターネットサイト「楽しい投資研究所」を主宰。次のミッションを掲げる。

“決算書を,投資家にとって身近なものとする。ひいては日本の証券取引の場を,健全な資本市場とし,市場を通じたコーポレート・ガバナンスによって,優れた,尊敬できる会社をバックアップし,さらには豊かで幸せな国づくりに資する”

投資の先賢が今に伝える投資の知恵と,決算書の読解技法を用いた「決算書投資術」を提唱。ホームページにて,独自の投資ノウハウを公開中。

ホームページアドレス:http://www.1toushi.com/