tanQブックスシリーズ捕るか護るか?クジラの問題
―いまなお続く捕鯨の現場へ―

[表紙]捕るか護るか?クジラの問題 ―いまなお続く捕鯨の現場へ―

四六判/224ページ

定価(本体1,380円+税)

ISBN 978-4-7741-4197-8

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書籍の概要

この本の概要

現在,資源としてのクジラをいかに持続的に利用していくか。あるいは保護するか。さまざまな議論が巻き起こり,世界的に関心を集めています。またクジラの持つ知性の面から捕鯨をすべきではないとする意見もあります。しかし,関心が高い割に実は知られていないことがたくさんあります。そもそもクジラは,どのような動物なのか。本当に数は少なくなっているのか。ほんとうに頭が良いのか。クジラとは何かをクジラの生態や人間の関わり,捕鯨問題などとともにルポルタージュ形式で分かりやすく解説します。

こんな方におすすめ

  • 捕鯨文化,捕鯨問題に関心がある人
  • 生物としてのクジラに興味がある人

目次

  • プロローグ

第1章 クジラを見に行く

  • クジラの海へ
  • クジラとイルカの見分け方
  • 最大のハクジラ・マッコウクジラ
  • 調査の最前線へ
  • クジラの数え方
  • マッコウクジラとの遭遇
  • ナガスクジラのバイオプシー実験
  • 調査捕鯨
  • 日本近海での調査の意味
  • クジラの生き様
  • 解剖の現場
  • ヒゲクジラの食事
  • 網で漁をするクジラ
  • クジラと人と海洋の環境

第2章 クジラと生きる

  • 共通言語としての科学
  • 保護すべき野生動物としてのクジラと生物資源としてのクジラ
  • クジラの年齢
  • クジラを管理する
  • 改訂管理方式
  • 殺す調査と殺さない調査
  • 標識調査
  • クジラの胃袋から見える世界
  • 人類にとっての南氷洋
  • クジラへの夢

第3章 そして,クジラと人は,

  • 捕鯨発祥の地
  • 大背美流れ
  • 南極さん
  • The Cove
  • 太地人の決意
  • マッコウクジラの龍涎香
  • くじらの博物館の40年
  • クジラの体温の計り方
  • ホイッスルの意味
  • ドルフィントレーナーになったわけ
  • 水族館の役割のなかで
  • クジラ飼育の黎明期
  • クジラの知能
  • クジラとの会話
  • クジラの進化
  • 鯨肉から考えるクジラと海洋汚染
  • 原点の太地で
  • クジラが座礁する理由とエコロケーション
  • 寄りクジラ
  • エピローグ

著者プロフィール

山川徹(やまかわとおる)

フリーランスライター。1977年山形県生まれ。東北学院大学法学部,國學院大學文学部2部卒業。捕鯨に携わる若者たちやラグビーなどの取材を続け,各誌に様々なルポルタージュを発表している。著書に山形新聞の連載をまとめた『離れて思う故郷 東京に生きる山形人の群像』(荒蝦夷)がある。