水ビジネスの教科書
~水サービスを発展させる官民協働と業務改善の進め方~

[表紙]水ビジネスの教科書 ~水サービスを発展させる官民協働と業務改善の進め方~

A5判/224ページ

定価(本体1,780円+税)

ISBN 978-4-7741-4321-7

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書籍の概要

この本の概要

わが国で上下水道を担う方は10万人を超えています。人が足りない,お金がない,施設の更新も待ったなしという状況が全国的にあるなかで業務改善を進めるにはどうしたらいいのか。また,水ビジネスとして広がりを見せる官民協働の動きを,水サービス向上にどう生かしていけばよいのかを官民双方の観点から考えます。重要用語解説などの基礎知識,110兆円といわれる世界の水ビジネス市場,注目を集める最新技術まで網羅した,上下水道に携わる方,水ビジネスに興味をお持ちの方が1冊でまとまった知識を身につけるための教科書です。

こんな方におすすめ

  • 上下水道事業に携わっている方
  • 民間企業として水ビジネスに関わる方
  • 水ビジネスの基礎知識や最新事情を押さえたい方

目次

第1章 水をめぐる国内・国際情勢を理解しよう

  • 01 人間が利用可能な水はあまりに少ない
  • 02 海水から水を作る取り組み
  • 03 限りある地下水をどう守るか
  • 04 下水処理水も水資源
  • 05 雨水は水資源になりうるか
  • 06 経済の原理で水を守る排出枠取引
  • 07 世界の水問題への日本と日本企業のかかわり

第2章 世界の水ビジネスの今後の展開を理解しよう

  • 01 上下水道での公共と民間のパートナーシップ
  • 02 世界の水ビジネスを資金面から見る
  • 03 水ビジネスはどこまで成長するか
  • 04 世界最大のマーケット~東アジア・東南アジアの水ビジネス市場~
  • 05 ポテンシャルは大きいものの,未知数なマーケット~南アジア,中央アジア,中近東,アフリカの水ビジネス市場~
  • 06 資本参加が基本となるマーケット~中南米地域の水ビジネス市場~
  • 07 水ビジネスの進展に合わせて注目される下水処理技術

第3章 国内水ビジネスの動向,「売り」になる水技術を理解しよう

  • 01 国内水ビジネス,これまでの官民連携の動き
  • 02 国内上下水道ビジネスは今後どう進むか
  • 03 世界をリードする日本の膜処理技術
  • 04 伝統的な水処理技術にも常に改善の動きがある
  • 05 汚泥処理で注目される技術
  • 06 世界で評価される水道管・下水管の技術

第4章 「日本の上下水道の今」を理解しよう

  • 01 国内ではどのような水問題があるのか
  • 02 上下水道事業の経営と水の値段の決まり方
  • 03 汚水処理の穴をどう埋めていくか
  • 04 上下水道更新のピークが迫っている
  • 05 施設規模・運営規模という名のボトルネック

第5章 水サービス発展のための「官民協働」を理解しよう

  • 01 国内水事業のプレイヤー
  • 02 先行する海外勢にも変化の兆しが見られる
  • 03 これからの上下水道を支える「官民協働」

著者プロフィール

玉真俊彦(たままとしひこ)

1964年千葉県市川市生まれ。駒場東邦中学・高等学校卒業後,1989年東京大学工学部都市工学科卒業,1991年東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻修士課程修了。修士論文は「公共下水道事業の費用負担体系のあり方に関する研究」。同年,日本上下水道設計(株)に入社。

同社入社後は,技術本部第一技術部,東京支社下水部,東京支社東京総合事務所設計一部,技術本部技術開発一部,技術本部経営システム部次長等を経て,2005年11月に新設された環境経営工学研究所の所長。同研究所は2008年4月に経営工学研究所と改称,上下水道事業の経営分析,業務改善や官民協働関連のアドバイザー業務を中心にすえたコンサルティング業務を展開している。

2010年6月,全国の自治体における上下水道事業のマネジメントを業際的に支援する新しいプロジェクト「合同会社 スマートウォーター」の創設に参画。