特許がよくわかるシリーズ最新版 要点早わかり 米国特許入門

[表紙]最新版 要点早わかり 米国特許入門

A5判/304ページ

定価(本体2,880円+税)

ISBN 978-4-7741-5133-5

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書籍の概要

この本の概要

米国で特許出願するうえで,米国代理人に任せきりにすることはできない。最終的な判断は依頼人がしなければならないからである。そのためアドバイスをしてくれる米国代理人とうまくコミュニケーションするためには,技術知識や英語力だけでは不十分である。本書を読めば,米国特許制度についての基本的な知識を持つことで,代理人が何を言いたいのか,どのように答えればよいのかなどがよく理解できるであろう。先願主義への移行を含む最近の米国特許制度に対応。

こんな方におすすめ

  • 米国特許出願実務の概要を知りたい方々
  • 代理人と出願人の間に立つ特許実務者,知的財産管理担当者
  • 特許取得を目指す技術者  など

目次

第Ⅰ部 米国特許出願入門

第1章 米国の特許制度

  • 1. 米国特許出願手続の流れ
  • 2. 米国特許制度の特徴
  • 3. 改正米国特許法の要点

第2章 米国の特許出願

  • 4. 出願に必要な書類
  • 5. 明細書
  • 6. 要約文
  • 7. 図面
  • 8. 明細書の三要件(米国特許法第112条第1項)
  • 9. クレーム(特許請求の範囲)
  • 10. クレームの本体部
  • 11. 独立クレームと従属クレーム
  • 12. 特殊なクレーム

第3章 出願関連書類に関する知識

  • 13. 特許出願のデクラレーション(特許出願宣言書)
  • 14. デクラレーションと宣誓書の区別
  • 15. 譲渡書と登記
  • 16. 情報開示申告書(IDS)
  • 17. 米国特許出願料金
  • 18. 小企業,非営利団体への料金割引制度
  • 19. 優先権主張

第4章 出願に関するその他の知識

  • 20. 米国特許出願の種類
  • 21. 米国でのPCT 国際出願
  • 22. 米国国内段階出願
  • 23. 仮出願
  • 24. デザイン特許
  • 25. 植物特許
  • 26. 共同発明者と発明者の訂正
  • 27. 書類の提出方法
  • 28. 出願受領書と出願日と当初開示
  • 29. 早期審査
  • 30. 特許審査ハイウェイ
  • 31. 対外国出願許可と出願ファイルの閲覧
  • 32. 米国の出願公開制度
  • 33. 米国出願公開の例外
  • 34. 情報提供制度
  • 35. 代理業務

第Ⅱ部 米国特許審査入門

第5章 米国特許出願の審査

  • 36. 限定要求
  • 37. 下位選択要求
  • 38. 出願審査とオフィス・アクション
  • 39. 米国代理人によるオフィス・アクションの検討
  • 40. 米国代理人へのインストラクション
  • 41. 旧法の新規性拒否(2011年法前の102条)
  • 42. 2011年法の新規制拒否 先行技術の定義
  • 43. 新規性拒絶に対する対策
  • 44. 進歩性拒絶とその対策(米国特許法第103条)
  • 45. 拒絶に対するデクラレーションの提出
  • 46. 法定特許対象
  • 47. 二重特許拒絶
  • 48. 補正と新規事項
  • 49. 明細書,クレームの補正
  • 50. 応答期限と期間延長
  • 51. 放棄出願の復活と審査の中断
  • 52. 最終拒絶(ファイナル・オフィス・アクション)
  • 53. 最終拒絶後の補正
  • 54. 継続出願とRCE(継続審査請求)とCPA(継続審査出願)
  • 55. 審査官とのインタビュー(面接)
  • 56. 審判手続
  • 57. 審査理由書
  • 58. 冒認手続

第6章 特許許可,特許発行,その後

  • 59. 許可通知と発行料の納付
  • 60. 許可通知後の補正,特許発行の延期と辞退
  • 61. 特許期間と特許維持料
  • 62. 特許期間の調整
  • 63. 特許期間の延長
  • 64. 訂正証明書とディスクレーマ
  • 65. 付与後レビュー
  • 66. 査定系再審査
  • 67. 事者系レビュー
  • 68. 発行出願とその他の訂正
  • 69. 補充審査

第Ⅲ部 米国特許訴訟入門

第7章 特許侵害

  • 70. 特許侵害の分析
  • 71. 特許侵害の形態
  • 72. 輸出入による特許侵害
  • 73. 医薬の認可申請による特許侵害
  • 74. 使用に基づく侵害抗弁(先使用権)

第8章 特許訴訟の概要

  • 75. 特許侵害訴訟の流れ
  • 76. 米国の特許侵害訴訟の特徴
  • 77. 訴状と答弁書
  • 78. ディスカバリ(情報開示手続)
  • 79. 特許控訴での証人
  • 80. サマリ・ジャジメント
  • 81. 公判(トライアル)
  • 82. 陪審評決
  • 83. 立証責任と立証基準
  • 84. 公判後の申立,判決,控訴
  • 85. 損害賠償
  • 86. 判決の拘束力
  • 87. 裁判以外の紛争解決手段
  • 88. IT 訴訟
  • ・資料1 米国特許等問合せ先・情報源
  • ・資料2 米国特許審査手続マニュアル(MPEP)の構成
  • ・資料3 米国特許法(米国法典第35巻)の目次
  • ・資料4 米国特許法施行規制の目次
  • ・資料5 米国特許法重要条文抜粋
  • ・資料6 米国特許・デザイン特許・植物特許サンプル

著者プロフィール

木梨貞男(きなしさだお)

大阪大学工学部を卒業し通商産業省特許庁に入庁。特許庁審判部審判官を経て米国弁護士。1999年に米国弁理士,CAFC弁護士,2001年に日本弁理士として登録。現在,米国特許弁護士。著書として『ポイント解説 欧州特許入門』(発明協会),『形状記憶合金応用アイデア集』(共著)(工業調査会)がある。