ストレスフリーで効率アップ!EVERNOTEを便利に使う48の技

[表紙]ストレスフリーで効率アップ!EVERNOTEを便利に使う48の技

紙版発売
電子版発売

四六判/272ページ

定価1,738円(本体1,580円+税10%)

ISBN 978-4-7741-5601-9

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書籍の概要

この本の概要

「どんな情報でも取り込め,いつでもどこでもメモできる」という特徴でクラウドサービスの代表格となったEvernoteですが,

  • 「情報を1つにまとめて,結局何がうれしいの?」
  • 「どんなとき,どう活用するのがいいの?」

となってしまっていませんか?

本書は,Evernoteを使いこなしている達人2人が,自身の経験とエキスパートたちへのインタビューから,アイデア出しのための活用法,資料の整理と管理のコツから,Dropboxとの使い分け,育児での利用法まで,まいにちを便利にする活用法をまとめました。

特別付録として,操作法や検索オプションがひと目でわかる「Evernoteチートシート」を収録した,必携の1冊!

こんな方におすすめ

  • 情報整理を効率化したい方
  • Evernoteの名前は知っていたり,とりあえずアプリを入れたりはしているが,うまく使いこなせてないと感じている方

著者の一言

Evernoteに関する情報は,今やたくさんあります。インターネットでもかんたんにたくさんの親切な情報が見つかりますし,書籍もたくさん発行されています。そのうえ,操作するのがさほど難しいツールでもありません。
にもかかわらず,「使い方がわからない」という声を多く耳にします。

なぜ,そのようなことが起こるのでしょうか?

その理由は,「似たようなものがこれまでどこにもなかったから」です。
どこかで読んだ話ですが,電話が発明されて間もなかったころ,電話口で多くの人が「オーケストラを聴いた」ことがあったそうです。つまり,電話がラジオの代わりを務めたというわけです。夜の6時に,いっせいに受話機器を耳に当ててオーケストラを聴いたなど,想像するのも難しいほど奇妙な光景です。しかし,この世にはじめて電話機が登場したころは,その「適切な」使い方など,だれにもわからないものなのです。
Evernoteも同じです。未来にはEvernoteも電話やテレビのように,ほとんどの人があたりまえのように適切で便利な使い方をするようになるかもしれませんが,まだ世に出て間もないため,使い方がよくわからないのです。
書籍やインターネットでくわしく紹介されている「コツ」や「工夫」のほとんどは,常識的なものが多かったりします。しかし,それでもとてもマニアックで,意味不明なものに見えてしまうのです。
本書も,Evernoteを使い込んでいる人の創意工夫を集めた本ですが,できるだけ「日常,どんなときに使うと便利か?」「どういうところに気をつけると,よりラクに使えるか?」といった点をおさえるよう配慮しました。
Evernoteはだれが使っても便利で,まちがいなく仕事に役立ち,生活を豊かにしてくれるツールです。すべての人にそのことを知っていただきたいと思います。本書がそのための役に立つなら望外の喜びです。

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情報を1つにまとめて、結局何がうれしいの?最強クラウドサービス「Evernote」を使いこなすには
「どんどん増える文字のメモ,写真,音声データを全部まとめて整理して,いつでもどこでも見ることができたら……」そんな願いをかなえてくれるのが,Evernote。

目次

第1章 少しの手間で断然差がつく基本ルール

  • 0 使わない情報でも,とりあえず集めておく
  • 1 整理の悩みをゼロにする5つの原則
  • 2 情報は4つに分ければうまくいく
  • 3 「ノートブックを少なく,タグを多く」が快適整理のカギ
  • 4 効率的なノートブックの作り方
  • 5 ノートブックをかんたんに並べ替えられるようにするには
  • 6 複数アカウントを目的ごとに使い分ける(プレミアム会員限定)
  • 7 チェックリストを使いこなすための考え方
  • 8 「保存された検索」でEvernoteを検索秘書に
  • 9 Webクリップでネットの情報を一瞬で取り込む
  • 10 ブログやニュースサイトから記事の本を読みやすく表示する
  • 11 Webクリップは「ダブル・インボックス」で効率的に管理

第2章 ひらめきの一瞬を逃さないアイディアキャッチの技

  • 12 定点観測すると普段は見えない価値が見えてくる
  • 13 情報をたくさん集めて新たな価値を見出す
  • 14 パッと思いついたアイディアをすぐに保存し,活用するには
  • 15 手書きしたものをきれいに取り込むための文房具の使い分け
  • 16 音声入力でスピーディに情報をインプット
  • 17 起動待ちを最小限に抑えて手早くノートを作成するには
  • 18 同一タイトルのノートを自動で追記するには
  • 19 ひな形を利用して入力ストレスを最小限に
  • コラム iPhone投稿系アプリ総まとめ

第3章 あなたの人生をかんたんに記録する方法

  • 20 まいにちの食事をできるだけ手軽に記録するには
  • 21 日記×睡眠ログ×夢日記でいいことを引き寄せる
  • 22 育児をラクにするための使い方
  • 23 データを共有するときに考えたいこと
  • 24 カード番号やIDを安全に管理する方法
  • 25 位置情報を記録するときの注意とコツ
  • 26 Evernoteを読書データベースとして活用するには

第4章 ビジネス資料をフル活用するためのテクニック

  • 27 うっかり忘れがちな出金データを記録しておく
  • 28 プロジェクトはタグで管理すると効率的
  • 29 何度も見返す情報を「レファレンスノート」として育てていく
  • 30 画像を見栄えよく手軽に編集するための工夫
  • 31 一歩進んだ名刺管理のコツ
  • 32 「どんな顔の人か」も含めた総合的なコンタクトリストを作成するには
  • 33 マインドマップを活かす使い方
  • 34 共有するときは付加情報で検索しやすく
  • 35 Evernote Businessで知識の共有と発見をひとつ上のステージへ

第5章 情報整理でラクするための便利技

  • 36 快適に使うには「移動する情報」をノートブックへ
  • 37 忘れてはいけないノートは常にトップ表示しておくと見返しやすい
  • 38 「一応とっておく」情報は整理しない
  • 39 一瞬で目的の情報に飛べるアドレスリンクのリストを作る
  • 40 ノート整理は5つのアプリで効率化
  • 41 EvernoteとDropboxを効率的に使い分ける
  • 42 履歴を確認して共同作業を快適に
  • 43 タグを付けると後から断然ラクになる
  • 44 タグ機能で索引づくりをかんたんに
  • コラム ファイル管理はPDFで

第6章 外出先で使い倒すためのモバイルアプリと使い方

  • 45 外出先で参照しそうな情報のみチェックできるようにするには
  • 46 何でもできる「Clever」で最強モバイルライフを実現
  • 47 ライフログはTwitterで一元管理するのがいちばんラク
  • 48 ネットにつながらない環境でEvernoteを使うには

特別付録 Evernoteチートシート

  • Windows版およびMac版ショートカット
  • 検索構文

著者プロフィール

佐々木正悟(ささきしょうご)

心理学ジャーナリスト。専門は認知心理学。1973年北海道旭川市生まれ。1997年獨協大学卒業後,ドコモサービスで派遣社員として働く。2001年アヴィラ大学心理学科に留学。2005年に帰国。著書に『iPhone情報整理術』(技術評論社),『スピードハックス』(日本実業出版社),『先送りせずにすぐやる人に変わる方法』(中経出版社)などがある。
定期セミナー「タスクセラピー」を主宰。ブログ「ライフハックス心理学」を更新中。
ブログ:http://www.mindhacks.jp/
Twitter:@nokiba


淺田義和(あさだよしかず)

大学教員(助教)。博士(工学)。
1981年茨城県水戸市生まれ。2010年より自治医科大学メディカルシミュレーションセンターにて,医療者や学生を対象とした教育の運用サポートに携わっている。ICTの積極的な利用に加え,学生時代より興味を持っていたマインドマップやワールドカフェをはじめ,ライフハック的な手法・ツールも教育や業務に取り入れている。また,熊本大学大学院の科目等履修生としてeラーニング,インストラクショナルデザインなどの知見を深めつつ,現場での応用に努めている。
ブログ「創造マラソン」を更新中。
ブログ:http://yasada.biz
Twitter:@Yoshikazu