大人の自由時間(大人の自由時間mini)シリーズ一人を楽しむソロキャンプのすすめ
〜もう一歩先の旅に出かけよう〜

[表紙]一人を楽しむソロキャンプのすすめ 〜もう一歩先の旅に出かけよう〜

紙版発売
電子版発売

B6判/160ページ

定価1,628円(本体1,480円+税10%)

ISBN 978-4-7741-8775-4

電子版

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書籍の概要

この本の概要

ソロキャンプは,究極の一人旅です。本書はコリン・フレッチャーの『遊歩大全』から連綿と受け継がれてきたバックパッキングの精神や文化に基づき,現在のおとなが楽しむべきアウトドアライフを提案します。<衣><移(動)><住><食><遊>の5つにカテゴライズした道具の選び方や使い方に留まらない,“自分らしい旅”のプランニングに役立つヒント事例も紹介。

こんな方におすすめ

  • かつて野外冒険を実践し,もう一度アウトドアを楽しみたい男性

本書のサンプル

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目次

Chapter1 もう一度バックパッキング

  • 1 『遊歩大全』が歩く喜びを教えてくれた
  • 2 バックパッキングの旅とは法律の外へ出かけること
  • 3 でこぼこの国の四季を遊びつくそうではないか
  • 4 軽さや機能だけにこだわると自分自身が“軽く”なれない
  • 5 ロー・インパクトからポジティブ・インパクトへ

Chapter2 「衣」と「移」の道具とノウハウ

《衣》

  • 1 [アウター]晩秋の山旅には「アンプラグドないでたち」で
  • 2 [インナー/靴下]四季をとおして,ウールに夢中!
  • 3 [レインウェア]Come Rain or Come Shine(降っても,晴れても)
  • 4 [小物]僕は帽子とマフラーが好き

《移》

  • 5 [バックパック]背負ってみてフィット感を確認する
  • 6 [サブバッグ]シンプルなショルダータイプが使いやすい
  • 7 [靴]浮かれやすい男にはハイカットのブーツがいい
  • 8 [インソール]ひざ痛を防いでくれる「靴の中の力持ち」
  • 9 [サンダル]世界を斜めから眺めているような感じが好きだ
  • 10[ヘッドライト]山での夜遊びに欠かせない道具
  • 11[ウォーキング・スタッフ]気軽な山歩きにはシングルが似合う
  • 12[地図]地形図は山歩きの楽しみを倍増させてくれる
  • 13[天気]iPhoneと観天望気,どっちが楽しいか
  • COLUMN① オートキャンプばかりでは,精神がメタボリックになってしまう

Chapter3 「住」の道具とノウハウ

《住》

  • 1 [タープ]人生を素敵に踏みはずさないか?
  • 2 [テント]ひとり用に求めるのは中で座れる高さ
  • 3 [ビビィサック]このものぐさ野営スタイルが好きだ
  • 4 [ハンモック]ヘネシーハンモックがテントの時代を終わらせた
  • 5 [スリーピングバッグ]いい寝袋はいい夢を見させてくれる
  • 6 [マット]中綿入りのインシュレーションタイプが好き
  • 7 [ランタン]ひとりの夜は「夜の色」を楽しみたい
  • 8 [ファーストエイドキット]身体と装備の悩みごとを詰めていく
  • 9 [ロープワーク]「もやい」「巻き」「トラッカーズ」の3 つを覚えよう
  • 10[トイレ]「外でうんこしてる?」の挨拶が永遠に不滅であってほしい
  • COLUMN② 焚き火をめぐる九つの物語

Chapter4 「食」と「遊」の道具とノウハウ

《食》

  • 1 [ストーブ]ガソリン・ストーブの不規則な炎が元気をくれる
  • 2 [クッカー]優雅な食事はシンプルなコッヘルから
  • 3 [ホットサンドメーカー]フライパンにもなる自由なクッカーだ
  • 4 [水筒]おいしい水を飲むならいれものにもこだわりたい
  • 5 [ナイフ]小さなものでよいからひとつバックパックに入れていこう
  • 6 [食料]なるべく軽く,燃料の消費が少ないものを
  • 7 [コーヒー]「違いのわからない男」が荒野でコーヒーを飲む理由

《遊》

  • 8 [楽器]旅には精神安定剤が必要だ
  • 8 [記録道具]文字を書く瞬間に「襟を正す」感じがするので好きだ
  • 10[画材道具]自分のなかに新しい目がひとつできる気がする
  • 11[自作道具]手作りグッズはコミュニケーション道具でもある
  • COLUMN③ カングーで見る夢

Chapter5 自分らしい旅へ

  • 1 [ウラヤマハイク]東京ウラヤマ・ロングトレイルを歩く
  • 2 [アニマルトラッキング]ムササビの暮らしを覗き見る
  • 3 [巨木ハイク]巨木の森は「分相応に生きろ」と教えてくれる
  • 4 [トレイルヘッド前泊登山]富士山山頂で最敬礼
  • 5 [スルーハイク]地球のいちばん平らなところ

著者プロフィール

堀田貴之(ほったたかゆき)

1956年大阪市生まれ。文筆家。 50歳を迎えたとき「これからは,好きなことしかしない!」と決めた。しかし,還暦をすぎたいまも,「好きなこととは?」を問い続けているありさまだ。
ティーンエイジのとき,「自由」という甘い香りのする言葉を知った。あれから早40数年。旅の途上に,ときとして「自由」を実感する日々があらわれはじめた。もうしばし,転がり続けようかな。
著書に,『ホットサンド 54のレシピと物語』(実業之日本社),『バックパッキングのすすめ』(地球丸),『タルサタイムで歩きたい』(東京書籍),『海を歩く』(山と溪谷社),「テレマークスキー漫遊奇譚~転がる石のように」(スキージャーナル社)などがある。