【改訂新版】[オープンデータ+QGIS]統計・防災・環境情報がひと目でわかる地図の作り方

[表紙]【改訂新版】[オープンデータ+QGIS]統計・防災・環境情報がひと目でわかる地図の作り方

B5変形判/256ページ

定価(本体3,580円+税)

ISBN 978-4-297-10317-0

電子版
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書籍の概要

この本の概要

国や地方公共団体が保有するオープンデータは,防災や環境対策だけでなく,新事業の創出や地域経済の活性化にも期待されています。また,オープンソースソフトウェアの「QGIS」などを使うことで地理情報が可視化でき,さらなる活用が見込まれています。
そこで本書では,担当者が一から学べるように,地理情報の基本から収集したデータの扱い方,さらに具体的な防災地図や年齢別人口分布図などの作り方まで解説しています。改訂版となる本書ではバージョンアップしたQGISに対応し,最新のツールやWebサービスも紹介しています。

こんな方におすすめ

  • オープンデータを利用・活用する方(全国各自治体担当者,企業担当者),地理情報システムに興味のある方

本書のサンプル

本書の一部ページを,PDFで確認することができます。

目次

Part I 地図情報/オープンデータの基本を理解する
第1章 地理空間情報の基本

  • 1.1 身近な地理空間情報
  • 1.2 情報は位置に結びつく
  • 1.3 位置の表現の仕方
  • 1.4 さまざまな投影法
  • 1.5 住所から位置を求める
  • 1.6 可視化することで理解が進む
  • コラム 測地系の違い─同じ緯度経度でも位置が違う?
  • コラム 空間参照系

第2章 オープンデータの基本

  • 2.1 オープンデータの定義
  • 2.2 オープンデータを巡る動き
  • 2.3 公共のデータだけがオープンデータ?
  • コラム 5スターオープンデータ
  • コラム ライセンスを理解しよう

第3章 今,なぜ注目されているのか

  • 3.1 測位技術の充実
  • 3.2 オープンソースソフトウェアの充実
  • 3.3 位置情報の利用に対する期待と課題
  • コラム GPSとは?
  • コラム OSGeo財団

Part II データを準備する
第4章 オープンデータを使う

  • 4.1 オープンデータを探す
  • 4.2 カタログサイトの利用

第5章 代表的なファイルフォーマット

  • 5.1 CSV
  • 5.2 XML
  • 5.3 ESRI Shapefile
  • 5.4 GeoPackage
  • 5.5 GeoJSON
  • 5.6 KML
  • 5.7 位置情報付きの画像
  • 5.8 標高値データもしくはグリッドデータ
  • 5.9 タイル地図
  • コラム オープンストリートマップ
  • コラム ベクタデータとラスタデータ

第6章 ライセンス

  • 6.1 利用にあたって確認すべきこと
  • 6.2 クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
  • 6.3 パブリックドメイン
  • コラム 国土地理院で公開している測量成果の複製/使用

Part III 基本となる地図を準備する
第7章 身近な地域の地図を作成する

  • 7.1 本章で作成できる地図
  • 7.2 使用時に確認する項目
  • 7.3 地図データをダウンロードする
  • 7.4 ファイルを開く
  • 7.5 レイヤ毎にスタイルを設定する
  • 7.6 保存する

第8章 世界地図を作成する

  • 8.1 データをダウンロードする
  • 8.2 ファイルを開く
  • 8.3 レイヤ毎にスタイルを設定する
  • 8.4 投影法を設定する

第9章 公開されている地図を使用する

  • 9.1 タイル地図(XYZ Tiles)の使用方法
  • 9.2 公開されているタイル地図を使用する

Part IV テーマを決めてデータを可視化する
第10章 防災/減災/安全に役立つ地図を作成する

  • 10.1 データをダウンロードする
  • 10.2 点要素のスタイル
  • 10.3 線要素のスタイル
  • 10.4 面要素のスタイル

第11章 年齢別人口分布図を作成する

  • 11.1 コロプレスマップ(階数区分図)
  • 11.2 政府統計の総合窓口(e-Stat)
  • 11.3 データをダウンロードする
  • 11.4 ファイルを開く
  • 11.5 小地域データに統計データを結びつける
  • 11.6 人口(住民数)で色分けする
  • 11.7 選択したレイヤを出力する
  • 11.8 保存する
  • コラム 標準地域メッシュコードとは? ─2050年の人口予想図を表示

第12章 山岳表現を作成する(国内編)

  • 12.1 データをダウンロードする
  • 12.2 グリッドデータに加工する
  • 12.3 標高毎に色分けする
  • 12.4 陰影図を作成する
  • 12.5 色分けした標高データと陰影図を重ねる
  • コラム 10mメッシュは10mではない?
  • コラム 数値標高モデルの変換ツール

第13章 山岳表現を作成する(世界編)

  • 13.1 データをダウンロードする
  • 13.2 投影法を変換する
  • 13.3 標高毎に色分けする
  • 13.4 色分けした標高と陰影図を重ねる

第14章 カッパ出没マップを作成する

  • 14.1 河川データから河川からの距離図を作成する
  • 14.2 植生データから畑地面積率図を作成する
  • 14.3 標高データから日射量図を作成する
  • 14.4 データを組み合わせてカッパ出没マップを作成する
  • 14.5 カッパ遭遇危険度マップを作成する
  • コラム GDAL(Geospatial Data Abstraction Library)
  • コラム プロセッシングツール
  • コラム ますます重要になる統計モデル
  • コラム オープンソースとしてのQGIS

Part V データを出力する
第15章 印刷する

  • 15.1 レイアウト
  • 15.2 レイアウトマネージャ
  • 15.3 地図を配置する
  • 15.4 全体図を配置する
  • 15.5 タイトルを配置する
  • 15.6 スケールバーを配置する
  • 15.7 方位記号を配置する
  • 15.8 凡例を配置する
  • 15.9 その他
  • 15.10 出力する
  • 15.11 地図帳機能を利用する

第16章 QGIS以外の魅力的なツール

  • 16.1 Avenza Maps
  • 16.2 Tableau Public
  • 16.3 ArcGIS Online
  • コラム MIERUNE地図

Appendix
Appendix A QGIS操作ガイド

  • A.1 QGISとは
  • A.2 インストール
  • A.3 QGIS 3の変更点
  • A.4 プロジェクトを開く/保存する
  • A.5 座標参照系(CRS)を設定する
  • A.6 プラグインを設定する
  • A.7 新規レイヤを作成する
  • A.8 ファイルをレイヤに追加する
  • A.9 特殊なレイヤを追加する
  • A.10 ラスタレイヤにスタイルを設定する
  • A.11 ベクタレイヤのスタイルを設定する
  • A.12 レイヤを編集する
  • A.13 レイヤを保存する
  • A.14 ベクタ演算例
  • A.15 ラスタ演算例
  • A.16 印刷する
  • コラム QGISの操作について質問できる場所は国内にある?

Appendix B データカタログ

  • B.1 国の機関や大学から入手できる情報
  • B.2 地方自治体から入手できる情報
  • B.3 海外のサイト
  • B.4 配信地図
  • B.5 データポータルサイト

著者プロフィール

朝日孝輔(あさひこうすけ)

データの有効活用を通して,身近な問題の解決に貢献したいと株式会社MIERUNEを起業。とくに地理空間情報を活用した解析・可視化を得意とする。北海道での地理空間情報利用を促進すべくFOSS4G Hokkaidoや勉強会を開催。OSGeo財団日本支部 監事。Facebookグループ「QGIS User Group Japan」管理人の一人。QGIS.org Voting Member(日本ローカルコミュニティを代表してQGIS国際コミュニティへの投票権を行使)。
Blog:http://waigani.hatenablog.jp/


大友翔一(おおともしょういち)

大学院修了後,独立行政法人 宇宙航空研究開発機構(JAXA)に勤務し,科学衛星データの運用・保守や並列計算機の構築を行い,SONY株式会社および東京電力ホールディングス株式会社にてデータサイエンティストとして従事した。その後起業し,現在は株式会社GEOJACKASS代表取締役社長,静岡大学客員准教授,慶應大学共同研究員。


水谷貴行(みずたにたかゆき)

株式会社エコリス勤務。動植物などの野外調査をする一方で,自然環境データの可視化分析や変換プログラムの作成などをFOSS4Gを利用して行っている。
Blog:http://tmizu23.hatenablog.com/


山手規裕(やまてのりひろ)

Pacific Spatial Solutions, LLC,月の杜工房。写真測量,画像処理解析,GISなどの開発などを行いつつ豆知識をため込んでいる。オープンソースソフトウェアのみで事業が継続できるのかどうか身をもって検証中。OSGeo財団日本支部運営委員,画像情報教育振興協会(CG-ARTS協会)協会委員。
HP:http://mf-atelier.sakura.ne.jp/mf-atelier/